こんにちは!
新潟の中小企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。
※編集部より;このブログは2024年5月1日、最新情報を基に加筆修正しました。
新製品が登場する際、その成果を最大限に引き出すには「コンセプト」設定が欠かせません。
製品やサービスが完成すれば、顧客や見込み客に紹介していく段階に入り、プロジェクトもスタートすることとなります。
そのプロジェクトを計画的に進める際に、明確なコンセプトが重要です。
確かなコンセプトがあれば、製品のローンチの時の喜びも格別です。
ですがこの、コンセプト設定は容易なことではありません。
というのは
・製品の魅力は一言で言い表せないことが多い。
・顧客と対面で話した時のコメントがサイト内で表現するなど手段が限られる。
・製品が認知されるまでの時間がかかり、初期の製品の魅力とは異なる場合が出てくる。
・そもそもコンセプトと広告に入れるキャッチコピーの違いが明確になっていない。
・製品のイメージとホームページやパンフレットのイメージが合致していかない。
など問題点が出てくるのがコンセプトです。
企画の骨子に関係しますので、時間のかかるコトでもあります。
関連記事;注目の「見込み客との接点」を活用したBtoB企業のマーケティング戦略構築について
マーケティングでも「コンセプト」をわかりやすく説明しようとすると、ある時は「製品」と言い、ある時は「キャッチコピー」だと言います。
どちらもコンセプトを指しますが、漠然としたものと感じる方も多いのは確かです。
理由は、顧客が購入しようと考える時の心理段階によって製品のコンセプトの意味が変わるからです。
なので強いコンセプトを持っているかどうかで、売上実績が変わると企業もあります。
そこで、コンセプトの意味を社内艶というつするなら、
・認知の段階ではコンセプトは企画の概要のこと
・購入の段階では製品の機能であること
など大きく変化することも定義づけをすることもおすすめの手法です。
ではこの変化を理解したうえでどのような「コンセプト」を作るのがベストなのでしょうか?
弊社では、企画の概要でもあり製品の機能でもある「コンセプト」を、顧客の使用場面に視点を置きます。
また、詳しくインタビューして、コンセプト設計を明記した資料を作成していきます。
そのコンセプト設計には顧客心理段階が含まれています。
顧客や見込み客が企業の製品を購入するまでの心理段階のイメージを書き出してみました。
1、製品をネットから見つける
2、購入を検討する
3、購入(契約)する
4、使用する
5、継続使用する
このイメージを企業がもち、顧客や見込み客がどのように新製品を知り、購入検討段階に入るのかを想定していく事はコンセプト設定に非常に役に立ちます。
コンセプト設定は、企業の製品の良さをアピールする文章を作るだけではありません。
顧客心理を理解し、使用した時をイメージできるように顧客の立場でコンセプトを考えていくことも大切です。
使用した時や継続使用の場面で、製品の良さとその製品を扱っている顧客をイメージできるということが、認知拡大のキャッチコピーなどにも役立ちます。
また、1のネットから見つける段階においては、Web広告のキャッチコピーなどの作成にも役立ちます。
顧客心理段階を理解し、新製品のコンセプトを文章化することは社員、関係者が共通事項となるビジョンを理解して企画を進めることができることも含まれます。
作成したコンセプトが社員、関係者に共通認識をもたらされ、コンセプトが強く製品をバックアップしてくれます!
じっくりコンセプトを考えてみませんか。
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その勉強会では、社員は同じ目的を持つことができ、戦略の事例や実際の企画書の事例を見ながら、自社の戦略を構築することができます。
それによりマーケティングを動かしたら、着実に成果を実感できていきます!