限られた人員でも成果を出す!業務手順を仕組み化するためのリーダーの役割とは

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こんにちは!
新潟のBtoB企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。

働き方が多様化し、副業やリモートワークも一般的になった今、チームの組み方やマネジメントの在り方も大きく変わってきました。
その中で特に重要性を増しているのが、“リーダー”の役割です。
経営者や幹部といった立場の人たちは、ただの指示者ではなく、「チームの行動を引き出す仕組みづくり」が求められています。

そして今、中小企業にとって最も重要なのは、「業務手順の仕組み化とその可視化」です。
ここで「仕組み化」となっている通り、仕組みづくりのマーケティングを活かすことができます。

 属人化を防ぎ、チーム全体で動ける仕組みをつくる

仕組み化したい企業の様子といえば、
「この作業、いつも○○さんがやってるから…」
「担当がいないと回らない」
そんな声が出てくるとき、組織はすでに“属人化”のリスクを抱えています。

人に依存するやり方では、急な欠員や退職、業務拡大に対応できません。
そのためには、日々の業務を「誰が見ても分かる手順」に変える=可視化することが大切です。
ここでリーダーや代表が頭を抱えるのは、仕組みを自分がやらなければいけない点です。

ですが、リーダーの役割は「仕組みをつくる人」。
リーダーとは「人に伝えて、動いてもらう仕事」なのです。
特に少人数で動く企業では、「説明しなくても分かるだろう」という感覚は、チームの足を引っ張ってしまいます。

頭の中にある業務の流れや考え方を、一度“書き出して整理する”。
この作業こそが、リーダーが果たすべき仕組み化の第一歩だと思っていて、成功させるには見える化が重要です。

関連記事;イノベーションを起こす!BtoB企業がすぐ取り組める『仕組み化』の事例

 道具(=システムやアプリ)よりも、まず「現場のやり方」を見えるカタチに

印刷会社A社様の事例では「作業を楽にするために便利な道具(=システムやアプリ)を入れたけど、結局うまく使えなかった」というお声を、いただきました。
A社様は、見積作成を効率化しようと新しいソフトを導入し活動を始めたのです。
しかし、担当者によって入力項目や作成の手順がバラバラで、結局社内では混乱が増えていき効率化にはならない状態だったのです。
そこで、ソフトの活用するために、改めて取り組んだのが、「見積を作る手順の統一」です。
いつ・どのタイミングで・誰が・何を確認して進めるかを紙に書き出し、一覧表にまとめました。
作業の抜け漏れをここで見つけることができたのです。
その後ソフトの使用について業務手順を作成したことにより、見積もり作成のソフトは業務の都合上なくてはならないものになりました。
もちろんツールの活用もスムーズに。

それは多くの場合、“そもそものやり方”が社内統一においてはっきりしていないことが原因のようです。
どんなに便利な道具も、使う側が「何を・どうやって」やるのかを整理できていなければ、成果にはつながりません。
もしかしたら購入時点でもそこを見極める必要があるかもしれません。

企業の「想い」は業務に落とし込んでこそ活きるんだと思っています。
「ウチの会社は、こういう想いで事業をしている」
それを社員全員が理解し、同じ方向に進んでいくには、業務レベルで落とし込まれていることが大切となってきていることがわかっています。

そのためには、単に「手順書をつくる」だけでなく、背景にあるストーリーや目的も共有することが効果的です。
例えば、
・なぜこの作業が必要なのか?
・どんなお客様の声がきっかけでこの工程が追加されたのか?
・どうしてこの対応を重視しているのか?
こうした「ストーリーテリング」は、業務をただの“作業”から“意味のある活動”へと変えてくれます。

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 最初の一歩は「書き出す」ことから

中小企業のマニュアル化支援を行うサマンサハートの場合も、まず行うのは「書き出し」です。
経営者の頭の中にある理想の姿や現在の業務フローを、図解や文書にして見える化することから始めます。
この工程を経ることで、社内での共通認識が生まれ、チームとして動きやすくなります。

だからこそ、マーケティングを仕組みとして動かすには、最初に「書き出す」という習慣を持つことがとても重要です。
私たちもクライアント企業様と話すとき、必ずこのステップからスタートします。

1、スケジュールを作成する
いつ、どのタイミングで、どの施策を打つのか。
誰が動くのか。
これを簡単でもよいので書き出して、可視化します。
全体像を共有することで、社内の巻き込みや優先順位の認識がぐっと高まります。

2、課題や構想を“文字化”する
「なんとなく思っていた」
「頭の中ではわかっていた」
それを文章にすることで、他のスタッフにも伝わり、プロジェクトが共有財産になります。
思考を言葉にすることで、自社の強みや軸も明確になります。

3、今回の課題と、その達成目標を書く
「どこを変えたいのか」
「何を目指しているのか」
をはっきりさせていきます。
目標があるからこそ行動にメリハリがつき、改善のサイクルも回りやすくなります。
これは社内の士気を高めるうえでも効果的です。

 まとめ

仕組み化のカギは「共有」から始めると考えることができ、それは社内のマーケティング活動でもあります。
マーケティングを仕組み化する第一歩は、経営者やリーダーが「伝える役割」を自覚すること。
社内の想いや方向性がしっかり言語化・共有されていることが、戦略やアウトプットを支える土台となります。


サマンサハートの業務アプリ化サポートも、そうした“企業の中核的な価値”を言語化し、社内外に浸透させることからスタートします。

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