こんにちは!
新潟のBtoB企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。
少しだけ、私のお話をさせて下さい。
補助金のために、何度も何度も事業計画書を作ってきました。
ダメ出しを受け、書き直しを繰り返し、ときには新たな情報が出てきて、せっかく作ったものがゼロになることもありました。
そんな中でも、地に這いつくばって事業計画の作成を続けることで、あることに気がついたのです。
それは、ビジネス書では教えてくれない、でも本当に大切なことがあるという事実です。
補助金採択に必要な「本当の」事業計画とは?
多くの事業計画書は、いわば「完成した理想像」を描いたものです。
市場分析、競合調査、Excelやグラフを用いたデータ整理、課題構想書の作成…。
基本的なマーケティングの型には沿っていますが、それだけでは採択されなかった。
なぜか?
それは、
「実際に動かして成果を上げられる実現性のある事業」
という視点が抜けているからです。
もっと言えば、
「この事業が本当に儲かるのか?」
「社員が本気で動けるのか?」
「自社の強みが活かせるのか?」
といった本音の問いに答えきれていないのです。
そのネックとなるのは、本音と建前のギャップです。
私は何度も事業計画書を作り直す中で、依頼主の本音と建前に直面してきました。
「本当はこの設備を入れたいけど、予算が…」
「やりたいけど、そこまで利益が見込めないなら無理にやらなくても…」
「社員が納得しないと、実行に移らないよね…」
こうした現場のリアルな葛藤を見てきたからこそ、事業計画とは単なる理想像を描くものではないですし、マーケティングは仕組みとして動かす土台であるべきだと痛感したのです。
関連記事;補助金の申請準備は大丈夫?マーケティング視点で事業計画を磨く
「売上が上がる仕組み」まで落とし込むことの重要性
採択されたのに、実際には事業が動かなかったという会社もありました。
つまり、書類が通っても、見込み客を集められなければ、売上は立たず、事業は回らないのです。
これからの事業計画には、以下のような視点が不可欠と感じています。
・見込み客をどう集めるか(集客)
・その見込み客からどう注文をもらうか(初回販売)
・既存顧客になった後、どう繰り返し買ってもらうか(リピート)
このようなマーケティング活動を仕組み化して事業に組み込むことが、補助金の事業計画に本来、書くべき姿ではないかと感じた次第です。
そこで、地元の中小企業・BtoB企業の皆さまへ補助金の申請に関して資料をお渡ししたり、セミナーを開催したりしています。
今後もますます、補助金を活用しながら、新たな事業に取り組もうとする方も増えると思います。
その際には、ぜひ「形だけ」の計画ではなく、実際に動かせるマーケティング視点を組み込んだ事業計画書を作ることをおすすめします。
そして動かせる事業計画のサポートを行なっていきます。
関連記事;補助金の採択を目指すには、とにかく『事業計画書』!様々なポイントを一挙ご紹介
なんだか、宣言のようになりましたが、事業は生きものです。
本音を見つめながら、現場が動ける計画を一緒に作っていきましょう。
補助金の申請にも活用できる事業計画書作成を行います。
必要な情報をヒアリングし、ご自身だけでは作成の難しい事業計画書を作成しています。
理論的にわかりやすく、説得力があり、図式を含めた見やすさのある事業計画書を作成致します。