新規事業や、今行っている事業を成功させるために、コンテンツマーケティングが重要と知りました。
BtoB企業が取り組む、コンテンツマーケティングのコツを教えて!
『コンテンツマーケティング』と聞くと、全く新しい戦略一つに聞こえるかもしれません。
しかし、例えば、コンテンツマーケティングでも、WEBマーケティングでも、マーケティング自体の手順はほとんど同じです。
マーケティングで重要な4つのポイントである「コンセプト・ターゲット・プロセス・ツール」をしっかりと計画していくことが成功への近道です。
BtoB企業が『コンテンツ』を活用する場合のコツを2点ご紹介させて頂きます。
コツ:その1 マーケティング戦略を考える
コンテンツマーケティング、という言葉は、基本的にマーケティング活動をweb用にしたものという意味が最近の受け取り方です。
(要はWebコンテンツだけを指している場合が多いです)
本来コンテンツマーケティングとは、オンライン(Web)であるか、オフラインであるかは関係無く、「コンテンツ(情報)」を用いたマーケティング活動の1つです。
よって、他のマーケティング活動と同様に、コンテンツを誰にどのように活用して成果を上げるのかを、しっかりと計画を立て実行することが大切となります。
確認しておきたいのは、「手法」ではなく「戦略」であるということ。
そのためにはマーケティングの流れに合わせ、仮説を立て、自社の問題を出しコンテンツマーケティングを活用します。
上手く動かすために、どのようなメリットがあるのか、なども社内で共通認識を持つ必要があります。
共通認識を共有しやすくするために、図式化したり、スケジュールを組んだりすることで、社内でコンテンツマーケティングが機能していきます。
コツ:その2 自社(BtoB企業)の活動に当てはめて実践する
日々、営業や販売促進など、事業を発展させていく活動を自社で行っていると思います。
その活動の中で、BtoB企業のマーケティング活動としてぜひ意識して行って頂きたい内容を4つリストアップしました。
(1)出会いたい顧客を想定(ペルソナ設定)し、企画書に明記する
→コンテンツマーケティングで得たい、理想の顧客や理想の計画を企画書という図式化されたものに落とし込むことで、見える化し社内で共有もスムーズです。
(2)顧客心理に合わせたマーケティング活動計画(PT設計書)を作る
→顧客から受注をもらえるまでの間に、段階的な活動や顧客心理があります。細かなマーケティング活動を計画することは迷わずにマーケティング活動ができるコツでもあります。
(3)企業の技術や製品とコラボした組み合わせを考えて企画する
→コンテンツだけが一人歩くするのではなく、企業の技術や製品と掛け合わさり、広がることを企画する必要があります。
(4)外注、アウトソーシングを活用する
→自社だけで考える、自社だけですべてを取り組むにもノウハウやリソースに限界があります。他社視点も取り入れていくことができるので、一部を外注するなどして上手く外部も活用しましょう。
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ここまで聞くと面倒だなとか、ネットの情報とは違うぞ、とお感じになる方もいらっしゃるかもしれません。
現在普及しているコンテンツマーケティングという言葉はサービス会社が作成したソフトを指すことも多く、本来のコンテンツマーケティングの意味が違ってきているところがあるからです。
コンテンツマーケティングは戦略のこと、とコンサル先様にはお伝えしています。
短期的な企画ものではないので、ソフトを数十万円かけて導入する前に、企業内にコンテンツマーケティングの流れを組み込むことをお勧めします。
BtoB企業のソフトが宝の持ち腐れになる場合が多く、それを避けてほしいです。
目標を立、て中長期的に細かく区切って、実践型のコンテンツマーケティングを動かすことで、事業の成果も変化が見えてくるはずです。
※当Q&Aは、2023年11月14日に最新の情報と合わせてリライトしています。
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