こんにちは!
新潟の集客企画コンテンツマーケティング、
サマンサハート高橋です。
※編集部より;このブログは2024年2月22日、最新情報を基に加筆修正しました。
展示会出展において、最も重要な要素は展示ブースのテーマです。
出展申し込みの際には、テーマや展示する製品に関する情報を記入する申込書があります。
しかし、テーマが明確に決まらないまま申し込み用紙だけを提出してしまうと、後で状況に応じて変更することができず、問題が生じる可能性があります。
展示会出展する会社様のご担当者が直面している悩みとしては、
「展示ブースのテーマが決まらないこと」
「展示ブースのテーマをどのように考えれば良いかわからないこと」
が挙げられます。
展示ブースのテーマを決めることは、展示会後のフォローアップの流れを決定し、準備を整える上でも極めて重要です。
通常、出展申し込みと同時に、テーマの決定や情報収集、スケジュールの調整が行われますので、やはり決めないままでは、日々の業務を優先し、出展準備は後回しなんてことも考えられます。
テーマの決定は、出展する製品も決定されるほど、重要な要素です。
したがって、企業の年間スケジュールに展示会出展が組み込まれていることが理想的です。
そうすることで、余裕を持って申し込み時にテーマの決定が可能となります。
では、なぜ展示ブースのテーマが決定できないのでしょうか?
また、テーマを早めに決定する方法はあるのでしょうか?
基本的に、テーマは製品自体に存在します。
マーケティング戦略を立案する際に製品のコンセプトを決定するのと同じです。
関連記事;BtoB企業の展示会出展で間違ってはいけない3つのpoint
製品が顧客に受け入れられる理由を探ることで、そのコンセプトが見えてきます。
展示会のテーマを決定する際も、来場者に何を伝えたいのか、なぜ彼らに興味を持ってもらいたいのかという観点から疑問を持つことが重要です。
これにより、適切なテーマを見つけやすくなります。
展示ブースのテーマを決定する際に、製品自体に焦点を当てることは非常に重要であることをお伝えしましたが、展示ブースのテーマを製品から派生させる手順を具体的に書き出してみました。
1、製品の特徴と利点の洗い出し
もしも出展の軸となる製品をどれにするのかが決まっていない場合は、洗い出しをすることが大切となります。
最初に、展示する製品の特徴や利点を徹底的に洗い出します。
その際には、製品が持つ独自の特長や他社との差別化ポイントを把握できるフォーマット「競合調査」などを使用して洗い出すことがおすすめです。
2、ターゲット顧客のニーズの分析
次に、展示会に参加するターゲット顧客のニーズや要望を分析します。
以前の展示会での集客や来場者の傾向は、情報として掲載されていることがほとんどです。
ターゲット顧客のニーズの把握は、製品が持っている解決できる問題や提供できる価値を明確できます。
製品の魅力は元々いくつもあり、展示会出展のテーマ決定じに主催の内容と合致する点を把握できます。
3、目標の設定
テーマの決定は、展示会で達成したい具体的な目標にも影響があります。
現在のところ展示会では商談がその場で決まることよりも、認知拡大を考えている会社も少なくありません。
目標の例としては、新規顧客獲得数の増加や既存顧客との関係強化などが、展示ブースのテーマとなる場合も出てきています。
4、目標に基づいたテーマの検討
上記のような製品の特徴、ターゲット顧客のニーズ、そして設定した目標などの設定に基づいて、展示ブースのテーマが検討できます。
製品が解決する問題や提供する価値が強調できるように、目標達成に向けた展示ブースのコンセプトをいくつか挙げていきます。
5、テーマの絞り込みと選定
検討した複数のテーマを評価し、最終的な展示ブースのテーマを絞り込みます。
製品の特徴や顧客ニーズ、展示会での目標達成に最も適したテーマを選定することとなります。
6、テーマの伝達と展示準備
選定したテーマを展示ブースのデザインやコンテンツに反映させます。
テーマに沿った展示物や資料を準備し、展示会での効果的なコミュニケーションを実現するための準備を進めます。
このように、製品の特徴や顧客ニーズ、目標達成に焦点を当てた具体的な手順を踏むことで、展示ブースのテーマを効果的に決定することができます。
関連記事;展示会出展に重要な”テーマ”とは~8つのテーマ別ブース事例~
さらに、下記に7つをテーマにしてみましたのでこの中からテーマをつくることもできます。
1. 商品やサービスの認知度の向上
2. 資料請求の増加
3. ブランドイメージの定着
4. 商品やサービスの成果拡大
5. 来場客数のアップ
6. 新規・見込み客との名刺交換数のアップ
7. 新製品紹介
上記のテーマを基に展示ブースのテーマを決定することで、製品の選定や目標数の設定がスムーズに進められます。
しかし、単にテーマを決めるだけではなく、そのテーマを裏付けるデータの収集が重要です。
マーケティングの手法やデータの活用により、顧客のニーズや市場の動向を正確に把握し、展示ブースのテーマをより効果的に確立することができます。
これにより、展示会での成果を最大化し、企業のビジネス目標に貢献することができます。
サマンサハートでは、展示会出展企業様の新規集客マーケティング戦略構築のサポートを行っています。
成果を出したい時、展示会プロジェクト設計をすることで資料は有効に活用されます。
企画書を含め、体系化し成果へ結びつける展示会出展プロジェクトをサポートしております。
是非お気軽にご相談くださいマセ。