こんにちは!
新潟の中小企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。
※編集部より;このブログは2024年2月16日、最新情報を基に加筆修正しました。
何かと価格が高騰している中、販促費も気になるところですよね。
販促費の大半はツール(チラシやパンフレット等)を作成する費用であり、この販促費は約60%を減らしても売上にはほとんどの影響が無い、と言われています。
なので、チラシなどの製作費にかかる費用をさらに抑えるため、Webの情報発信に移行していく会社も多いのではないでしょうか。
また、販促費の予算を削られている会社さんも増えてきていると聞きます。
そんな中でも会社は販促活動として、新製品や新サービス、または、販売を強化していく予定の製品やサービスには、チラシやパンフレットもその都度新しく作成することがわかっています。
しかし、そのチラシやパンフレットなどのツールに対する費用対効果の管理は、実は会社は後回しにしがちです。
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この費用対効果を見ていく時には、本来は費用面では、チラシなどのデザイン費や印刷代&紙代等だけではなく、作成のための事前調査や写真などの撮り直しの手間など、細かな雑務という所も費用として図る必要があります。
さらには効果面として、どのくらいのお問い合わせがあったのか、受注があったのか・・・
そこまで把握しきれていないのが現状ではないでしょうか。
ここまで話すと、費用対効果を「数字に起こすのが面倒!分からない!」との声が聞こえてきそうです。
皆様がそう感じる理由は、費用対効果の進捗管理方法や、実働の雑務の手順等が、御社でシステムになっていないことが原因。
目指すべきところは「費用対効果の管理と改善に関する取り組み」です。
とかく、一度の販促活動で結果が見えない時やパンフレットなどの制作で満足すると忘れがちです。
販促活動やパンフレットなどの制作において、成果がすぐには見えない場合や一時的な成果に満足してしまうことはよくあります。
しかし、費用対効果の管理と改善を継続することで、長期的な視野で成果を評価し、より効果的な活動を実施することが可能です。
成果を見えやすくするためには、適切な指標や評価基準を設定し、それらに基づいて定期的な分析を行うことが重要です。
費用対効果の管理と改善に関する取り組みのポイントは、
1、効率化
費用対効果の管理を通じて、無駄な費用の削減や効率的な活動の促進を図ることができます。
これにより、会社のリソースがより効果的に活用され、業務の効率が向上します。
2、透明性
費用対効果の管理を進めることは、活動の結果や効果を明確にしていきます。
これにより、組織内での情報共有が促進され、代表のあらゆる意思決定の基盤とできます。
3、最適化
費用対効果のデータは分析も可能であり、活動の効果を最大化するための施策や方針を目詰めることが可能です。
これは、これからの戦略策定やマーケティング活動計画に役立ちます。
4、成果の可視化
費用対効果の改善を通じて、会社の成果や成長が可視化されます。
可視化したデータなどは、組織で共有できるため、パフォーマンスが向上します。
総じて、「費用対効果の管理と改善」は、企業の持続的な成長と競争力強化を目指すための重要な取り組みとなります。
面倒!分からない!と感じるかもしれませんが、実はそんなに難しいことではありません。
この管理や雑務をどのようにするのか明確にしていくために、
・手順などをパターン化(事務フロー等)する
・何に誰がどのくらい時間と労力をかけるのか、基準を決める
・何をやめたのかを管理する(見直して費用が掛からないようにしていく)
・チラシ枚数と反響があった件数などを一覧表で記録管理を行う
上記のような活動によって、費用対効果が明確になっていきます。
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ここでは、可視化するデータを「ツール」として活用して欲しいです。
「ツール」は、社員のみなさん、特に一番活用するであろう営業マンやマーケティング部に対して、自社システム(一番わかりやすいのはエクセルの表)にするだけで、状況が一目でわかり、費用対効果の分析につながります。
さらには社内活動が把握できることから、ミーティングも生まれやすく、管理できていくことで、自然と売上に反映されていきます。
まとめると、活動の結果や効果を明確にすることで、組織内での情報共有が促進され、成果が社内外の利害関係者に対してわかりやすく示されることが期待されます。
このような可視化は、企業のパフォーマンスを向上させ、将来の活動計画や戦略の策定に役立ちます。
まずは費用対効果の分析を企画ごとに集計し、分析することがおすすめです。
費用対効果の管理と改善においては、定期的な成果の分析と評価が重要だからです。
会社は定期的に活動の成果を評価し、企画ごとに改善策を検討することができます。
これにより、企画の分析カッケを見ながら効果的な施策や戦略を、継続的に採用し、成果を最大化することが可能となります。
社内で行う定期的な成果の評価が、会社が持続的な成長を遂げるための重要なプロセスの一部とできます。
このような取り組みによって、一時的な成果にとらわれずに、持続的な成果を追求することができます。
成果の視点は、製品の魅力をさらに強化できることや、製品のリニューアルに結ぶつけることが可能な点です。
単に分析するだけではなく継続することが新しい価値を生み出すきっかけとなります。
販促分析は継続的に行うことで「企業活動の裏付け」と「次の戦略の土台」となります。
事業の推進で共有事項や、目的達成の課題に応じて無限大に応用できます。
サマンサハートは販促データ作成や効果測定をサポートしています。