こんにちは!
新潟の中小企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。
会社のサイトは長年、企業のプロモーション手段として活用されてきました。
今進化していて、現在では単にサイトを持つだけでなく、企業のビジョンや目標を明確に示し、ターゲット顧客の共感を引き出す。
そして、顧客から積極的にお問い合わせをもらえる体制を構築する、ことが求められています。
サイト運用の目的も「新規顧客の開拓」「認知度向上」「ブランドの差別化」など、企業のマーケティング活動における重要な手段として変化しています。
サマンサハートではマーケティングの提案を通して会社の社員さんプロジェクトを組み、「組織型」のサイト活用を目指す会社のサポートを行っています。
「組織型」とは、社員が積極的に情報発信に関わり、SNSでの共有や日々の業務に関連した内容を発信するスタイルです。
代表も、このように社員が主体的に発信を行う体制が企業の成長に寄与するとお考えの方が多いことも確かです。
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これまでの、社員さんが主体的に発信を行う体制が企業の成長に寄与する具体例をいくつか挙げます。
下記は、実際の成功事例から得られた効果を5つ紹介します。
1、専門知識の共有
製造業A社では、社員が自身の専門知識をブログやSNSで発信したところ、その情報が業界内で注目を集めました。
その結果、問い合わせが増え、新規顧客の獲得に成功しました。
社員の事業に対する専門性が企業の信頼性を高め、顧客の関心を引く要素となりました。
2、社員を含めたブランド化
建築業B社で、現場の社員が日常の業務やプロジェクトの進行状況をSNSで発信した結果、顧客との距離が縮まりました。
顧客は、建築の裏側やB社社員さんたちの顔を見ることができ、より親しみを感じるようになりました。
このような社員さんが醸し出す透明性は、会社のブランドの向上につながりました。
3、顧客とのエンゲージメント向上
卸売業C社は、社員にSNSでの商品紹介や顧客の質問への回答を任せたところ、顧客とのエンゲージメントが飛躍的に向上しました。
顧客は社員との直接的なコミュニケーションを通じて、製品への理解が深まり、リピート購入が増加しました。
社員に任せる時には、プロジェクト化しスケジュールを組むことがポイント。
そうすることで、自主的な活動に変わり情報発信が継続していくことができました。
4、イノベーションの促進
HP制作のD様では、社員が自らのアイデアを社内ニュースレターで発信できるプラットフォームを作りました。
そこから、新しいプロジェクトやサービスのアイデアが多数出てきました。
社員が自由に考えを共有することで、企業全体のイノベーションを促進し、競争力を高めることに成功しました。
プロジェクト化したことで、3年後までの事業そくしんを社員さんが考えることができたのです。
5、採用活動の強化
社員が自社の事業や社内体制について発信することで、求職者に企業の魅力を直接伝えることができました。
社員さんが自社のことを伝えるのは、難しいものです。
その中で、ソーシャルメディアでの社員の投稿がリーチを広げたことから、社員さんのプロジェクトへの参加が増えました。
求職者の応募者数が増加し、多様な人材を採用することができました。
これらの具体例は、社員が主体的に情報発信を行うことによって、企業の成長やブランドの強化、顧客との関係構築に寄与することを示しています。
社員の発信は、企業全体の活性化や信頼性の向上にもつながります。
現在、Web上にはSNSなどの多くの無料ツールがあり、どの業界でも活用が進んでいます。
製造業や建築業、卸売業のような企業でも、社員が自ら情報発信を行うことは十分に可能です。
そのためにどれを活用するのか、個人情報はどうするのか、、、など、具体的にプロジェクトを設計する必要が出てきます。
このプロジェクト化を動かすことは、社員と一緒にロードマップを策定し、情報発信のステップを共有することとなります。
この活動こそが、社員が段階的にスキルを身に付けながら発信を担うことになり、成果につながります。
そのためには、社員が自社のことを自分の言葉で語る企業文化を根付かせる必要があり、明確なロードマップの作成が非常に重要です。
このロードマップには、次のようなステップを盛り込むことが必要です。
Step1、目的の明確化
まず、情報発信の目的を全社員で共有します。
なぜ自分たちの言葉で自社を語ることが重要なのかを理解することで、社員の意識が高まります。
Step2、スキルの習得・トレーニングの実施
情報発信に必要なスキルや知識を社員に提供するためのトレーニングを計画します。
ブログの書き方やSNSの活用方法、効果的なコミュニケーション手法などを学ぶことで、社員の自信を高めます。
Step3、発信機会の創出
社員が実際に情報発信を行う機会を設けます。
社内イベントやワークショップを通じて、自分の考えを発信する場を設け、少しずつ慣れてもらいます。
成功体験を積むことで、発信への抵抗感が薄れます。
Step4、フィードバックの提供
GoogleアナリティクスGA4などのデータを使い発信内容に対するフィードバックを行うことで、社員が成長できる環境を整えます。
ポジティブなフィードバックは自信につながり、さらなる発信を促します。
Step5、成功事例の共有
社員が行った成功事例を社内で共有します。これは、他の社員の刺激になるように行います。
実際の成功体験を見せることで、自発的な発信が広がります。
Step6、継続的な支援
社員が発信活動を続けやすいように、必要なリソースやサポートを提供し、社内の継続するプロジェクトとして根付かせます。
このようなロードマップ手順を通じて、社員お一お人ひとりが自分の言葉で自社を語ることができる環境を整えることが重要です。
ロードマップは、そのステップが明確になっていることと、どのように進めると良いかが見える化できることで、社員育成につながります。
結果として、企業全体が活性化し、顧客との結び付きも強化され、企業の持続的な成長が実現できます。
さらに社員が主体的に情報発信を行う企業文化を育むことで、企業の魅力をより効果的に伝えることも可能になるのです。
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社員さんが自社のことを自分の言葉で語る企業文化が根付くことは、組織の一体感を増し、顧客との結びつきも強くなります。
そんな情報発信に積極的な社員が増え、ディスカッションが活発な企業を増やしていきたいとサマンサハートは考えています。
情報発信の体系化にも活用できるロードマップ作成をサマンサハートは行っています。
必要な情報をヒアリングし、社員さんだけでは集客の方向性を決め難いロードマップ作成のサポートです。
マーケティング理論に基づいてわかりやすく、実行力を引き出し、図式を含めた見やすさのあるロードマップ、お問い合わせください。