オンラインキャンペーンを活用し新規顧客を獲得するためのターゲティング戦略

こんにちは!
新潟の中小企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。

新規顧客獲得のためのマーケティング活動は、様々な手段があります。
その中でも、ターゲティングを設定とその精度を上げることは非常に重要です。

例えば、卸売会社A社様は、オンラインでキャンペーンを実施する際に、「どこから顧客が来ているのか、直接会っていないため相手のイメージが掴みづらい」という不安を感じていました。
そこでマーケティングのご相談をいただきました。
ターゲティングの設定をご提案しましたが「どれだけの精度でターゲティングできるのか分からない」とのご質問もいただきました。

関連記事;イベントの成功基準を考える~準備も含めての3つの視点~

実際にはオンラインツールを活用すれば、詳細なターゲティングは可能です。
詳細なターゲティングの設定を行うことで、企業にとって有効に見込み客を誘客だからです。

オンラインキャンペーンを成功させるために、まず具体的なターゲットを決定する必要があります。
以下は、その際のターゲットの分類方法です。

・業種別顧客
・業態別顧客
・地域・都市に絞った立地、販売エリアの顧客
・得意先ではないがメルマガや特定のWebサイトにアクセスしたユーザー、ホワイトペーパーをダウンロードした顧客
・新着情報やブログなどで特定のキーワードに興味関心を持っている顧客
・協力会社、関係各所
・得意先
これらのターゲットをエクセルやシートなどで分類し、オンラインキャンペーンで集客したいターゲットを決定します。
しかし、ターゲットを決定できない場面もあります。
それは、新製品の売り込みを考えている場合や顧客の少ない製品やサービスの場合です。

その場合には、さらに視点を変えてターゲットを決定します。
・限られた品種・品目を求める顧客
・時間帯や提供方法の変更が必要な顧客
・次回までの注文の期間が長い(ビジネスサイクルが長い)顧客
ターゲットの設定を複数回行うこともあります。
さまざまな視点から設定をする理由は、全てを対象とする場合、デジタルツールを揃える必要がある企業にとって経費が急増する可能性があるからです。
また、キャンペーンの実施期間に集中して集客する場合、広報活動もまんべんなく行うのではなく、キーワードを絞り込んで集中して行うことも重要です。
そのため、ターゲティングは視点を変えて複数回行う必要があります。

さらに、A社の場合はオンラインキャンペーンが初めてでしたので、オンラインでの手順や企画に対して「徐々に慣れていく」と姿勢を持っていましや。
A社のように初めはまず実践項目を整備し、スケジュール化する企業が多いのも事実です。
初回のキャンペーンで全てを揃える必要はないことを考慮し、対応を検討しながら進めます。
そこでターゲティングしっかりと行われていれば、キャンペーン当日までの無駄な集客活動が減り、スムーズな進行が可能となります。

関連記事;Q、自社でマーケティングを実践すると、なぜ契約が取れるようになるのですか?

ターゲティングには、ポジショニングマップや5フォース分析などのフォーマットを使用することが多いです。
以下は、ターゲティングと集客の手順です。

1、メインとなる製品・サービスを決定
オンライン展示会で主力として推進したい製品やサービスを決定します。
これにより、集客活動の中心となるメッセージを明確にします。

2、ターゲット分類とクロスするポジショニング作成
先に述べたように、業種別、業態別、地域別などでターゲットを分類します。
それに基づいてポジショニングマップを作成し、ターゲット層ごとに製品やサービスの立ち位置を視覚化します。

3、集中するターゲットの設定
分類したターゲットの中から、特に注力するべきターゲットを絞り込みます。
この段階では、リソースを最も効果的に活用するためにターゲットの優先順位をつけます。

4、決定したターゲットに合わせた製品の魅力を表現するキーワード決定
絞り込んだターゲットに響くキーワードを設定します。
これらのキーワードは、製品の特徴や利点を簡潔に伝えるもので、ターゲット層の関心を引くように設計されます。

5、キーワードに合わせたチラシやパンフレットなどのツールを作成
決定したキーワードに基づいて、チラシやパンフレットなどのプロモーション資料を作成します。
これらの資料は、ターゲット層に製品の魅力を効果的に伝えるための重要なツールです。

6、サイト用コンテンツを作成
オンライン展示会のサイトや関連するコンテンツを作成します。
これには、特設ページ、バナー広告、メールマーケティングツールなどが含まれます。
これらのツールは、ターゲット層にアプローチし、展示会への参加を促すためのものです。

7、情報発信とともに営業が随時案内する
以上の準備が整ったら、情報発信を開始します。
オンラインキャンペーンの開催情報や製品の魅力を伝えるメールやSNS投稿を行い、営業チームも随時ターゲット層に直接アプローチして案内します。

この手順を踏むことで、オンラインキャンペーンでのターゲティングと集客が効果的に行われ、無駄のない効率的なマーケティング活動が実現できます。
ぜひ、この戦略を参考にして、成功するオンラインキャンペーンを企画してください!!


オンライン&オフラインの調査・分析は、提案書作成、サイトの活用、補助金申請、クロージング、ホワートペーパーなどフルに企業様のマーケティングステージでご活用いただけます。
コンテンツSEOで成功するための戦略やキーワード調査方法、実際の運用の仕方について、事例やトレンドをまじえながらご紹介しています。
企業のターゲット決定を企画ごとに構築し続けていくうえでも、参考になるデータをお出ししています。

samanthaheart.research-analysis

関連記事

  1. samannsataheart.exhibition-project

    展示会出展に重要な”テーマ”とは~8つのテーマ別ブース事例~

  2. samanthaheart.web-marketing

    集客できるウェブサイトの鍵は、顧客との対話にある

  3. samanthaheart.exhibition-project

    定型業務から脱却して展示会での提案力を向上する方法

  4. 提案書はコンセプトに始まりコンセプトに終わる

  5. samanthaheart.research-analysis

    社内アンケートとは?基本の使い方や便利な活用法を紹介

  6. 企画マーケティングが現在の社員でできるようにすること

    顧客増につながる活動が直接できる社員を増やすには

≪受付中≫ 個別相談ですぐに解決!

今すぐ受講できる!無料WEBセミナー

無料メルマガ配信中

資料DownLoadまとめページ

マーケティング実践&活用お役だち資料まとめ【DownLoad】

月別アーカイブ