こんにちは!
新潟の中小企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。
このブログでは、BtoB企業がイベントを構築する際の企画作りに必要なポイントについて話を進めていきます。
これは、実際にクライアント様にお話しする内容を基にしています。
最初に明確にしておきたいのは、「目的」の重要性です。
企画は目的から作ることが、成功するための基本となっています。
関連記事;戦略立案に必要な「裏付け(エビデンス)のある情報」を集める本当の目的
企画の目的を明確にすることは、戦略を立てる際の指針となり、手順が作りやすく実践がスタートしやすいからです。
例えば、製品認知度の向上、顧客拡大、新規市場の開拓など、具体的な目的を設定することで、その後の手順がスムーズに進みます。
目的を明確にするための手順は以下の通りです。
1、目的の設定
企画の最終的なゴールを明確にする。
例えば、「市場シェアの拡大」や「製品の認知度向上」など。
2、現状分析
現在の状況を客観的に評価し、目的達成のために必要なリソースや課題を洗い出す。
3、戦略の立案
目的達成に向けた具体的な戦略を策定する。
例えば、ターゲット層の明確化やメッセージの設定など。
4、アクションプランの作成
戦略を実行に移すための具体的なアクションプランを立てる。
ここで、手順に沿った行動計画を策定する。
5、評価と改善
企画の進捗状況を定期的に評価し、必要に応じて改善策を講じる。
企画を成功させるためには、具体的な手順を踏むことが不可欠です。
しかし、日々の忙しさに追われる中で、手順を後回しにしてしまいがちです。
そのため、手順を重視することの重要性を改めて理解し、実践に落とし込むことが求められます。
手順が後回しになりがちな理由には、日常の業務が多忙で、計画立案や手順の確認に時間を割けない場合が多いのではないでしょうか。
また、即効性を求められる時代なので、すぐに結果を出したいから、手順を飛ばして進めてしまうこともあります。
それと、意外と手順を作りステップを進めた方が早い企画が多いですよね。
実は手順が出来上がっていた方がスムーズなのです。
その点からも企画の流れをスムーズに進めるためには、明確な手順が必要です。
私たちがBtoB企業ご提案する、構築において採用している手順は以下の通りです。
・振り返り
↓
・事実
↓
・解決の気づき
↓
・行動要約
↓
・文字化や図式化してまとめる
これらの手順を踏まえ出来上がった手順は、いつも目につくところに置き、忘れないようにし、構築時のスキームとして活用しています。
これはコンサル時に使用するシートで、右上には伝え漏れや質問の脱線を防ぐための注意書きがあり、いつもチェックしていることです。
関連記事;ビジネス成長への近道!戦略立案に使えるフレームワーク(参考シート事例あり)
企画を構築している実例としてはBtoB企業の場合、顧客拡大がテーマとなることが多くあります。
その際の企画として、題名を書き出してみました。
・工場見学会の集客企画
・製品認知度アップの企画
・製品の販路開拓企画
これらの企画を成功させるためには、的中率を上げることが重要です。
的中率は数式に例えられるため、ヒットする企画を生み出すには、数多くの企画が必要です。
しかし、実践や事業に役立たないアイデアばかりが出てしまうことがあります。
これは、新しい集客企画を構築する際の落とし穴です。
思いついたアイデアを実践する手段が明確にできない場合がほとんどです。
なぜアイデアやアウトプットで終わってしまうのかというと、手順通りに実施しないからです。
落とし穴から抜け出し、新しい企画を動かすには、作る過程で手順通りに進めることが重要です。
企画は「目的」から作ることを大切にし、その目的を明確にするために手順を踏んでいくことが成功の鍵です。
企業が実践や事業に役立たない企画をすることはありません。
思いついたアイデアを実践する手段が明確にできるよう、手順をしっかりと守ることが重要です。
これが、私たちが日々クライアント様と共に企画を構築していく際に感じていることです。
サマンサハートがお手伝いしているマーケティングプロジェクトは戦略を明確にした後、社員が関わって動くようにプロジェクトを組みます。
新規客獲得のチャンスとなるイベントや展示会出展などは、特に社内でプロジェクト化して実践までサポートします。
サポート内容・戦略提案は複数、柔軟にご案内しておりますので、お気軽にお申込みくださいマセ。