こんにちは!
新潟の中小企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。
顧客に提案書を提出し活動を行っている企業様は多い。
また、出さずに営業トークだけでクロージングしている企業様もいます。
提案書を見慣れてる企業様ではない場合、なかなか色よい返事が返ってこないこともしばしば。
理由は、提案書に書いてあることの視点が違うということ。
「ところでこの企画にどれだけの成果が見込めるのか」だけを重視しすぎているのです。
やれ売上が、やれ経費が、やれ仕入れがなどと提案書を見て話しているなら、議論は別なところです。
本来見るべき視点が見えていないともいえるのではないでしょうか。
その視点とは、ズバリ 「コンセプト」 です。
どんなに利益が出るように書いてあっても実践したらもっと成果が出てくる場合が多い。
だとしても実践前の提案書にコンセプトがなかったら提案は却下されてしまうでしょう。
だから実は目標額よりもコンセプトを見てくれる顧客が企業にとっては重要なんですよね。
しかし、驚くことに多くの担当者がコンセプトを軽んじている傾向にあるんです。
関連記事;提案書と今主流となっている戦略の関係性
企業が事業を動かすには、最低でも関わる人と資金がなくてはいけません。
無料だとしたら投資を先に頂くってことですしね。
例えば。
季節商品で売れる時期の2カ月前の企画STARTだとすると、まず企画者と実践担当者がいないといけない。
たとえそれが同じ社員さんだったとしても、
「広報活動を広げる時期になったらあと3名の社員の協力をえる」 という会社への申し出が必要となります。
でも、その季節になぜその製品を売るのか、どんな風に世の中が潤うのかコンセプトがなかったら
「こりゃ進まな企画だな」 と誰もが思うわけです。
そんな状況では会社は、社員を担当者にする選択をしません。
提案書を見てうごいてくれないのです。
顧客を動かすには、コンセプトそのものが見えて他の社員や代表にも「こんな風にしたい」と
伝えやすいワードが書いてあるといいワケです。
その言葉を使って社内や協力者に交渉するからです。
関連記事;新製品立ち上げ時の、BtoB企業の製品コンセプト作り方
サポート先企業様では、その手順を受け入れてくださり、
事業を動かすための提案書に裏付けを付けて提出し、第2段の提案を終えることができました。
目標設定も明確な方向性が見えて、戦略&詳細の戦術のご提案段階に入りました。
提案書はコンセプトに始まり、コンセプトに終わります。
サマンサハートは、コンセプトを多くに語れる提案書をこれからも作成していきます。
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出てくる効果は自社のことを、自らの言葉で伝える社員です。
そんな社員がいっぱいいてディスカッションしている会社を増やしていきたいと考えています。
次回は3月3日開催!「オンライン時代の組織型広報戦略セミナー」