こんにちは!
新潟の中小企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。
新製品をリリースした際に新製品発表会を行う会社はまだまだ少ないです。
製品の開発や製品企画・生産・マーケティング・販促など各部門の力を集結して誕生した新商新製品。
はじめに行うのは、社内プレゼン。
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そして顧客への紹介。
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さらにメディアや関係者へお披露目
と場面は広がっていきます。
新製品のローンチを行う
ローンチとは、新しい商品やサービスを世に送り出すこと(Weblio辞書調べ)を言います。
新製品のローンチは、日本はまだまだこっそり行う会社が多いのも事実。
ですが企業イベントとしては、展示会などのイベントと比較すると、認知は高くなく実施する会社もまだまだ少ないのです。
ですが!
スタート時からの売れ行きは今後の製品販売のイメージにも関わるので、製品発表会は重要なチャンスとなります。
そして、マーケティングの手法でもあるローンチ、新製品の場合は「プロダクトローンチ」と言われ新製品の戦略には欠かせないものです。
プロダクトローンチのポイントは、製品の販売前から情報やノウハウを提供していくこと。
出来上がって急に発表するのではなく、市場の観察を行い、事前に情報発信をしていきます。
特に、新製品がこれまでの製品の改良版である場合には、顧客との信頼関係を築く戦略も入れるプロダクトローンチは大切です。
この事前の活動は、新製品に対する期待値をピークにさせ、発売に合わせて売り込むことができます。
売上の伸び率が変化する理由はここにあります。
関連記事;新製品内覧会を成功させるちょっとしたコツ
オンラインとリアルでのハイブリッドな製品説明
販売開始よりも前に情報を顧客に入れていくことができると、期待値が上がり営業が動きやすくなります。
営業が動きやすいと言えば、自社サイトに製品を掲載することでローンチを行う会社もあります。
それも戦略の中の活動として有効で、サイトで製品の掲載を行い、自社で製品説明会をオンラインで実施する会社もあります。
オンラインでの告知と製品説明会を同時に行うことで、ハイブリッド型のローンチとお伝えする時もあります。
オンラインを活用しながらですと、製品発表会をイメージできる会社もいらっしゃるのではないでしょうか。
例えば、スマホやパソコンの画面を通して製品をアピールする場面です。
またニュースなどで、ヘッドセットマイクを使いCEOがステージ上で何も持たずに話している場面もご覧になったことがあるのではないでしょうか。
これはローンチのひとつの活動となります。
ただし、オンラインだけの場合は注意が必要。
リアルに製品を説明する営業では相手の反応を見ながら話ができますが、オンラインとなると製品の細部の説明が難しい場合があり、動画の見せ方やダウンロード資料の作成に時間を取る場合も出てきます。
その点を考慮して、説明会を進める必要も出てきます。
関連記事;新製品立ち上げ時の、BtoB企業の製品コンセプト作り方
製品発表会は「徹底した顧客目線」がポイント
製品発表会では、プレゼン資料を作成し、ダウンロードできるようにしておくことで顧客への対応も広がります。
その製品説明時の資料作成では外せないポイントが1つあります。
それは「徹底した顧客目線」です。
オンラインであってもリアルであっても製品説明の特性上、顧客は使ってみてからでないと分からないのがホントのところ。
そのため、製品の情報を聞きチェックしながら自社で導入するかを検討しています。
さらにその資料などを社内で審議にかけたり、代表に提案するかなどの検討時期が存在します。
検討に当たっては、顧客の担当者が理解できるようにすることは需要なPOINTです。
顧客が営業マンだった場合、説明会で見た製品を社長に伝えるかどうかとなりますが、その際に説明会が分かりやすく情報を受け取った顧客担当者が社内で共有しやすいことが条件となります。
説明しずらい、また説明会が分かりずらかったことで、店頭のステージに上がらなければ製品の導入チャンスはなくなります。
そこで伝えるべきことは、顧客の悩みやニーズに寄り添い、必要な情報を先回りして伝えることです。
ポイントは会社として製品の魅力を伝える際に、顧客の「製品を購入する立場」としての資料作りやプレゼンが大切です。
特に、製品の魅力を伝える前に背景を伝えることも重要です。
・どんなことを知りたいのか
・どんなことに不安を感じるか
・どんな情報があったら嬉しいか
などを深く考え、背景と製品の魅力を伝えていきます。
上記はマーケティングではコンセプトの設定を意味します。
まとめ
コンセプトが明確になることで、どんな媒体を使って告知をしていくのかがはっきりしてきます。
製品の魅力で圧倒的な差別化したコンセプトを持ち、戦略を構築することで、集客の仕組み化をスタートさせましょう。
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