こんにちは!
新潟のBtoB企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。
「人手不足が慢性化し、従来のやり方では業務が回らなくなってきた」
そんな声を、製造業・建築業・サービス業など、現場作業を主軸とする業種から多く耳にするようになりました。
このような環境の中で注目されているのが、「業務の仕組み化」です。
AIやIoTの導入、作業のセルフ化など、現場業務の一部を自動化・効率化する取り組みが進みつつあります。
こうしたテクノロジーの活用は単なる省力化にとどまらず、「限られた人材で安定的に成果を出す体制づくり―」
すなわち、仕組みによる再現性と持続可能性の確保へとつながっています。
このブログでは、BtoB企業が直面する人材不足と業務効率の課題に対し、「仕組み化」がいかに有効な打ち手となるのかを解説します。
とはいえ、いきなりすべての業務を機械化するには、資金も時間もかかります。
そこで注目されているのが、
・顧客の手を借りるセルフ化
・PC作業の自動化(RPA)
といった段階的かつ現実的な仕組み化です。
私はマーケティングを通じて、企業の事業構築・スケジュール管理・ブログ作成・DM発送などをプロセスごとに明確化し、「仕組み」に変えていくプロジェクトを企業に提供しています。
そこでのプロセスについて詳細を書き出してみました。
1、自動化の第一歩は「見える化」と「プロセスの整理」
業務を自動化したいと思ったときに、最初にやるべきことは「何を・いつ・誰が・どうやってやっているか」を整理することです。
マーケティングにおける施策も同じで、プロセスを言語化し、流れを標準化することで、初めて自動化・外注・ツール活用が可能になります。
例えば、ブログ作成の流れを
・ステップ-1、ターゲット選定
・ステップ-2、テーマの決定
・ステップ-3、構成作成
・ステップ-4、執筆・編集
・ステップ-5、配信・拡散
という5ステップに分け、誰でも同じ品質で進められるように仕組み化することが可能です。
2、マーケティングは業務自動化の起点になる
マーケティングは「集客」や「販売促進」だけでなく、業務の効率化やプロセス改善にも大きな力を発揮します。
例えば、
・見込み客に対する定型DMの自動配信(メールマーケティング+自動化ツール)
・お問い合わせに対する自動返信(チャットボット)
・データ収集からレポート作成までの自動化(GoogleスプレッドシートやBIツール連携)
こうした仕組みは、「マーケティング的思考」で業務を捉え直すことで生まれます。
つまりマーケティングは、業務自動化の入口にもなり得るのです。
3、中小企業こそ「部分的自動化」から始めよう
自動化というとAIやロボットなど大掛かりな設備を思い浮かべがちですが、実際には小さな改善の積み重ねこそが効果的です。
例えば、
・顧客リストの整備と自動タグ付け
・定期業務のリマインドを自動化
・決まった書類作成をテンプレート+ボタン操作で実現
これらは**RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)**によって実現可能で、導入コストも低く、中小企業にも取り入れやすい方法です。
4、マーケティングの仕組み化で企業の力を底上げする
マーケティングの仕組み化とは、単に「販促活動を効率化する」だけではありません。
日々の業務の中にある属人的な作業・定型業務・繰り返しのタスクを見つけ出し、誰でも再現可能なプロセスとして整えることです。
結果として、
・担当者に依存しない運用
・新人でも短期間で対応可能
・数値や結果をもとに改善がしやすくなる
などの効果が得られます。
まとめ
これらの自動化は「仕組み化」を進める時の方向性やコンセプトが決まっていると進めやすくなります。
人手不足が課題の場合には、「すべて機械がやってくれる未来」を待つのではなく、今ある業務をどう仕組みに変えていくかがカギになります。
自社に合った業務プロセスを整理し、マーケティングを活用して自動化・セルフ化・見える化を進めることで、企業の生産性は大きく向上します。
自動化の第一歩は、難しいことではありません。
あなたの会社の業務フローを、マーケティング視点で「仕組み」にしてみませんか?
サマンサハートがお手伝いしているマーケティングプロジェクトは戦略を明確にした後、社員が関わって動くようにプロジェクトを組みます。
社内業務の仕組み化するため、プロジェクト化して実践までサポートします。
サポート内容・戦略提案は複数、柔軟にご案内しておりますので、お気軽にご相談くださいマセ。