協力会社との強力なパートナーシップ構築のポイント

こんにちは!
新潟の中小企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。

私はかつて美容材料の卸売業者で営業をしており、美容室への訪問を通じて商材の提供や新しい情報の伝達に携わっていました。
営業が順調に進んだ背景には、勤めていた会社が、社員への配慮とマーケティングの視点を重視していたことが大きく影響していたと考えています。

その環境の中で私が大切にしていたのは、「顧客にとって有益な商材や情報を積極的に提案すること」でした。
このテーマを実践するために、マーケティングの力を活用することを学びました。
マーケティングが、単なる営業活動を超えて、得意先の成長や環境の変化を推進する強力なツールであることを実感したのです。

特に印象的だったのは、マーケティングを通じて美容室のスタッフ育成や、店舗全体の成長を支援できたことです。
この経験から、マーケティングは顧客との関係構築にも大きな役割を果たし、協力会社とのパートナーシップ構築にも応用できることに気づきました。

関連記事;協力会社がただの「仕事を振るだけの相手先」にならないこと

協力会社を単なる取引先ではなく、長期的なパートナーとして位置づけることで、共に成長し、成功を収めることができると考えています。そこでマーケティングを基盤とし、強固な協力体制を築くためのアプローチをいくつか書き出しました。

協力会社に関する運営の全体施策を構築する際には、協力会社との信頼関係を強化し、相互の利益を最大化するための戦略を考慮する必要があります。
以下は、その戦略のスケジュールです。
1、協力会社の選定と評価
2、コミュニケーションの強化
3、契約管理
4、共同のビジネス開発
5、研修と支援
6、リスク管理とコンプライアンス
7、長期的な関係の構築
8、トラブル対応と改善
このスケジュールは、協力会社との関係を強化し、効率的かつ効果的に運営するための基本的な戦略です。
この基本となる戦略があると、具体的な状況や業界の特性に合わせて、柔軟にカスタマイズしながら戦略を構築できます。
またそのフェーズごとの詳細も作りやすくなります。
もしも、現在の戦略で行っていない点がありましたら、既存のスケジュールとの連動性を図り、行っていないところから戦略を構築することがおすすめです。

現在、協力会社がいらっしゃる場合、社数を増やす計画がなければ、コミュニケーションの強化から行うといいですね。
すでに協力会社がいる場合、新しい社数を増やすよりも、まずは既存の協力会社とのコミュニケーションを強化することとなります。
その場合、より深い信頼関係を築き、効率的な協力関係を確立することが重要となります。

コミュニケーション強化の具体的な活動項目としては、
1、定期的なコミュニケーション
2、フィードバックの共有
3、共通目標の設定
4、信頼関係の強化
5、協力の継続的な評価
これらの実施を通じて、協力会社とのコミュニケーションを強化し、お互いに利益のあるパートナーシップを維持・発展させることが可能です。
既存の協力会社とのコミュニケーションの取り方も、連絡を取る以外にも上記のようなステップで関係をしっかりと固めることができます。
その活動の先に、将来的に新たな協力会社を迎える際にも、スムーズな連携を構築するのは、いかがでしょうか。

その構築は各社が自社で設定することになります。
その場合には、目立った協力会社を数社、強化する会社として設計することも可能です。
この戦略は非常に効果的です。
特定の協力会社を「強化パートナー」とし、関係を深めることで、より戦略的で相互に有益な協力関係を築くことができます。
その際の強化パートナーを選定するためのポイントとしては、
▢ 選定基準の明確化
▢ パートナーシップの明確化
▢ 協力の深化
▢ リソース投資の強化
▢ 研修・教育の提供
▢ 設備投資の支援
▢ 定期的なレビューと改善
▢ パフォーマンスモニタリング
▢ フィードバックセッション
▢ インセンティブと報酬
▢ パフォーマンスに応じた報酬
▢ 表彰制度
▢ 競争力の強化
▢ リスクの低減
▢ 効率的なリソース配分
たくさん揃っているので、最終到達地点を明確にして、優先順位やスケジュールを組んで行っていくのが良いです。
協力会社が理解できているので、強力で持続的なパートナーシップを構築できます。
また、御社のビジネスの成長を促進することがともに成長できることから、可能となります。

ただし、強化パートナーを作るときは、戦略としてはデメリットもあります。
☒デメリット1、リスクの集中
☒デメリット2、関係の偏り
☒デメリット3、コストの増加
☒デメリット4、革新の停滞
☒デメリット5、柔軟性の低下
どれも確認していくと重要なことなので、スケジュールの中に盛り込むこともおすすめです。
さらにデメリットに対しての対策としては、強化パートナー戦略を採用しつつも、依存度を適切に管理し、他の協力会社とのバランスを保つようにスケジュールを調整しながら進める方法をお勧めします。
年間での重要な集まりは1〜2回とし、その集まりの前には、定期的な評価と見直しができるように管理をするスケジュールを盛り込みます。

その評価と見直しについてサマンサハートからのお勧めは、「研修・教育の提供」です。
強化パートナー戦略の成功において非常に重要な要素と感じています。
協力会社が自社のビジョンや目標、技術に深く理解し、それに基づいて効果的に行動できるようになるためには、継続的な教育とスキルアップが不可欠だからです。

関連記事;マーケティング戦略の立案における人材育成の重要性とは

教育・研修は重要であり、またその効果も明確です。
例えば、、、
・教育を通じて、事業のビジョン、価値観、目標を協力会社と共通の理解ができます。
年間での推進プロジェクトの進行がよりスムーズとなります。
・最新の技術をお渡しすることとなると思いますので、ノウハウとして教育する形で提供することは知識の向上と、事業の品質の向上ができます。
競合がいる場合には、教育プログラムはお勧めです。
・協力会社も教育によって革新的なアイデアやプロジェクト構築を提案してきます。
勝手なことではなく、この後の事業の発展に提案がもらえるようにすることも大切です。
・教育を受ける協力会社は、基盤となるものを受け取ることができ、その会社の基準がはっきりします。
これにより、強みや弱みが見えるので、それに応じたコミュニケーションが可能になります。
・教育や研修を提供することは、協力会社にとっての重要なパートナーであるポジションを明確にします。
その結果、モチベーションやエンゲージメントを向上させることが可能となります。

結論として、協力会社との強力なパートナーシップは、双方の成功を引き出すための重要な要素です。
教育とマーケティングを駆使することで、より深い信頼関係と共通の目標に向かって協力し、持続可能なビジネスの成長を実現できます。


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