地元BtoB製造業こそ、集客を成功に導く “仕組み化の流れ” が重要な理由

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こんにちは!
新潟のBtoB企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。

製造業を営む皆さまは、日々の生産工程や品質管理など、“ものづくりの現場”で成果を上げておられると思います。
地元企業としての信頼や、技術力の高さに誇りを持ちながら、長年お客様と取引を続けてきた。
それは、まさに企業の「強み」そのものです。

しかし今、「いいものを作れば自然と売れる」時代ではなくなっています。
展示会や紹介だけでは新規取引が生まれにくくなり、
「どうやって効率よく集客していけばいいのか?」
という課題を感じている経営者の方も多いのではないでしょうか。

多くの製造業では、営業担当者が限られ、日々の受注対応に追われる中で「新しい顧客開拓」に手が回らないのが実情です。
その一方で、他社はウェブサイトやSNS、メールマーケティングを使って、見込み客を着実に増やしています。

つまり、
「いい製品を作っている企業ほど、集客の仕組みを整えていない」
という、逆転現象が起きているのです。
品質には自信があるのに、それを“伝える仕組み”がない。

この状態こそ、今のBtoB製造業が抱える最大の課題です。

製造と顧客の集客は別モノの実務

製造では「集中」と「効率」が重要ですが、製造業の集客となると「分散」と「継続」が成功の鍵です。
製造工程のように、一度決めた流れを正確に繰り返す。
その手順を活かしつつ、顧客の動きに合わせて情報発信や接点づくりを継続的に行う“柔軟な工程管理”が求められます。

つまり、集客もまた「見える化」「工程管理」「改善サイクル」の積み重ねなのです。
製造業が長年培ってきたPDCA(計画・実行・検証・改善)の考え方は、実は集客にもそのまま活かすことができます。

集客の仕組み化は3ステップで構成されており、集客力アップへ向かう筋道が立てられます。
製造業が効率的に集客するためには、次の3つのステップを意識することが大切です。

STEP1. 強みの整理と「見せ方」の設計

まずは、自社の製品・技術・対応力などを棚卸しし、「何を、誰に、どう伝えるか」を明確にします。
ここで重要なのは“技術説明”ではなく、“お客様の課題を解決する視点”で整理すること。
マーケティングの第一工程は、強みの「再定義」から始まります。

STEP2. デジタルで「見つけてもらう仕組み」をつくる

ウェブサイト、Google検索、SNS、展示会など、接点を複数化(=分散)することがポイント。
SEO対策を意識しながら、製品情報・事例・お客様の声などを定期的に発信していくことで、見込み客が“自ら探して見つけてくれる”状態を作ります。

STEP3. 継続的に改善・自動化する

アクセス分析や問い合わせ内容を定期的に見直し、
「どの情報が反応されやすいのか」
「どの流れで商談につながるのか」
をデータで把握。
メール配信や顧客管理(CRM)ツールを活用し、自動で次の行動につなげる“営業が回る仕組み”をつくります。

これらを継続することで、属人的な営業から「仕組みで集客する」体制へと移行できるのです。

集客のステップを進めることによって、仕組みが整ってきます。
この仕組みが整うと、集客活動が“再現性のあるプロセス”になります。
特定の営業担当がいなくても、また営業マンを増やさなくても、ウェブ経由で問い合わせが入り、資料請求や商談依頼が自動的に届くようになる。
その結果、現場は製造に集中でき、経営層は新規事業や人材育成など、次のステージへ時間を使えるようになります。

仕組みの中で伝え続けるのは、“ものづくり企業の強さ”を“集客の強さ”に変える。
これこそ、地元BtoB企業が生き残るための新しい経営戦略なのです。

まとめ

もし今、
「技術には自信があるけれど、集客の仕組みが整っていない」
とお感じでしたら、以前にやったことのある足で稼ぐ営業を“勘”ではなく“仕組み”で動かすタイミングです。


一度、社内の情報発信の流れや顧客接点を見直してみませんか?
あなたの会社の強みを活かしたマーケティング戦略を一緒に設計いたします。

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