社内アンケートとは?基本の使い方や便利な活用法を紹介

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アンケートというと、一般的には消費者や顧客を対象とした定量性と呼ばれる数百、数千という数の多いアンケートを思いつきます。
その対象者を消費者向けだけではなく、社員向けにアンケートを設計し実施するのも重要です。
サポート先の卸売業者様の社内アンケート実施では、社員が会社に対して協力的であることを発見したのです。
このブログは、社内アンケートについてのご紹介です。

 イベントでのアンケートと、社内アンケートの関係性

アンケートの場面は数多くあります。
新年会、展示会、学生向け会社説明会など、企業にとってイベントを開催する場面では、アンケートが活用できます。

アンケートはイベントが開催される会場で、来場者に対してアンケートを取る方法。
また、イベント開催前に告知の意味も含めて、アンケート取る方法。
例として、飲食店などが出店する際に、地域の意識調査を含めてアンケートします。
なので、イベント集客人数が多ければ、アンケート回答数がたくさん集まり、分析データもより正確になります。

ところで、イベントを成功させるには、集客が重要な活動の一つ。
そして、イベントを開催する時の集客方法には、チラシの配布、個別にDMの発送、自社サイトに情報を掲載などツールを活用していきます。
その集客時に社員が協力的でない場合、イベント担当者は集客に苦労する場合が多いです。
しかし、社員が理解してイベント集客をすると集客力がアップするばかりではなく、イベント企画への社員の協力が得られまとまり感が出てきます。

本来イベントを軸に来訪者に対してアンケートを行うことがほとんど。
ですが、社員に対してアンケートを実施する「社内アンケート」も集客力アップにつながります!

 イベントに関わる社内アンケートを行う視点

イベントで集客力を上げていくために、社内アンケートの活用と言っても、ピンと来ないかもしれません。

集客はご存じの通り、顧客心理と深い関係があります。
顧客の集まるイベントですと、興味や関心が高まった顧客数が多いことが分かります。
イベントを設計する段階で顧客が興味を持つように、顧客の気持ちに合わせたキャッチコピーで告知ができれば、集客は高まります。

個の方向性を持って、会社が社内アンケートを実施する時は、イベントの概要なども事前データとして社員に伝え、企画全体を知ってもらうことも大切です。

企画を知ったうえでアンケートをするメリットがいくつかあります。
・イベント開催でのキャッチコピーのネタが集まる
・社員の率直な企画に対するイメージや思いが理解できる
・知りえる情報を社員向けに整理してアンケートを行うことができる
・SNSを使った認知拡大のネタやテーマが決定できる
・社員とコミュニケーションを構築していくための要素として活用できる
・企業が戦略を持って進めるための基盤をつくることができる

社内アンケートは設問数を少なくすることが基本です。
そして、自由回答も、戦略につなげやすいです。
ただし、自由回答は方向性を絞り込みずらいデメリットも出てきます。
その場合には、図式化することをお勧めします。
考えるべき戦略のポイントが明確になるからです。
いまするべきことと、進めていった際にするべきことなどフェーズも決めやすくなります。

上記は自由回答したアンケート文章をデジタルにして図式化した事例です。
全体を俯瞰して見ることができます。
それによってどのようなキーワードに社員がが興味を示すのか、どのような場面で協力しようと考えているのか、などを読み込むことができます。

 社内アンケートは、会社の想いを共有するチャンス

それにはアンケートを取り、分析するのが一番です。
この場合の会社が行うアンケートは、顧客の心理段階を分析して戦略を立案するためのアンケートとなります。
実はこの戦略をバックアップするのが社内アンケートとなります。

ちなみに、これまで社員がイベントに興味が無かった、一緒に動いてくれなかった経験はございますか?
部門が違う、やっている活動が違うなどを理由に、「知らない」があります。
そういった場合の企画は、社員が知らないまま進行していくこととなります。
高度成長期の日本でしたら、社員が知らないまま進行していくことが戦略でありましたし、部門が違うからは重要な理由でした。
しかし近年は、専門性を高くしてまた、会社に関わる活動を社員に求める会社が増えています。

上記のような背景を含め、社員に認知されている&社員も興味を持っているイベントや企画は、会社全体をうごかします。
結果として集客や売上増につながっていくことが解っています。
好影響として、社員さんもアンケートによって自分たちの意見が会社に反映されていくことはとても嬉しいことのようです。
企画が出来上がると「あの時のアンケートがこんな感じで形になるのですね!」と話してくださいます。

社内アンケートは、上記のように自社企画と社員をつないでいきます。

ですが、社長の会社と未来の想いを繰り返し伝えている時、社員の反応が薄いと感じたこともあったのではないでしょうか。
また、思いの全てが社員に伝わってないと感じる時もあったのではないでしょうか。

そういったイメージを改革させるためにも、また社員と共に事業を成功させたいと思った時にも、アンケートを取ることは、イチ押しでオススメです。

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 社内アンケート活用場面

社内アンケートをスタートする時、顧客向けのアンケートと違うところは不特定多数&ではない点です。
顧客や消費者向けのアンケートでは目的を自社製品の認知拡大や販売促進と定めることがあります。
不特定多数から目的と合致するルートやテーマを見つけることができます。

ですが、社内アンケートは会社という同じ目的に対して、様々な意見を出し合うことで企画に意識を向けてもらい、戦略を具体化させていくネタを集めるものです。
社員の意識や視点を知るためのアンケートなのに、目標達成のためと代表が目的を定めると、結果が出てこない場合があるのです。
それは、社員が会社に合わせて回答を行うからです。

なぜ回答を会社に合わせてしまうのでしょう。
理由は、アンケートの質問が目標達成に導かれているからにほかなりません。
・代表の目標達成意識が強すぎるがあまり、社員が本来の目的から離れた回答を行う。
・社員に責任感があり、アンケートでもコミュニケーションを取ろうとする。
などが考えられます。
社内アンケートの目的は、現状の組織で考えられることから目的を設定するのがベストです。
・企画を進めるとどのような問題点が発生してくると社員が考えられるのか
・企画のどのような内容を把握しているのか
・改善を行うならどこだと感じたのか
など仮設立案のためのいろいろな意見集めを含めた目的にする必要があります。

 まとめ

みなさんの個性が出てくるので、もっと社内が豊かになるというイメージを持ち社内アンケートを実施していきましょう。
マーケティングリサーチって、重要だなと改めて感じます。
ぜひ、重要企画の前に社内アンケートをスタートさせてください!

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