「企画を考える」とは「製品と顧客をつなぐ手順をつくる」ということ

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こんにちは!
新潟の中小企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。

※編集部より;2023年12月28日、最新情報を基に加筆修正しました。

「企画を考える」立場にいる方って、企業の中には一定数存在しますよね。
代表だけじゃなく、企画部や営業担当などもその中に含まれます。

これらの企画立案者からよくいただくのは質問ではなく、むしろ問題点を打ち明けられる感じです。
「何をどうやって売れば売上げを上げることができるのか?」
「何をどうすればお客様をたくさん集客できるのか?」
このような内容のご質問です。

ここで問題点をお聞きしていると、ほとんどが企画を作る際に生じる「求められている結果」に関する懸念だと感じます。
なので事業を進める際は、企画の「成果目標」に焦点を当て、それを軸に企画を進めていくことが重要だと思います。

しかし、企画を進める当事者になると、成果目標が見えにくくなることがあります。
私の見解では、企画を進め、成果を出す人は、成果目標を途中で変更せずに実践内容を作り、その通りにまずは動いてみることだと考えています。

例えば、展示会企画を考えているA社様から先日ご相談がありました。
A社の展示会サポートでお話を伺った際、「会場での名刺交換枚数は30枚くらいを予定して、名刺を持っていくといいですよね」という質問がをいただきました。
展示会は、漠然と経費を使って製品を出展するわけではないので、企画の初段階では「1,000枚まで名刺交換することはないだろう」とイメージを考えたようです。

関連記事;新事業の戦略や企画立案で持つべき調査と分析

しかし、具体的な企画立案の段階で名刺交換の枚数に迷いが出た時も、目標を明確にしておくことで、進め方は変わってきます。
目標が明確だと、具体的にイメージができ
・来場予定数の確認
・会場の広さと自社ブースの前を通る人数の割合
・自社の現在のキャパシティを考慮した対応人数
などから、最終的な成果目標を設定することができます。

企画の成果としては、目標が明確になることA社は準備について全体的なスケジュールを組み、出展準備を進めることができるようになっていきました。
企画を考えると、商品、サービス、メニュー構成、価格帯、新規客とリピーター対策、客数や客単価、社内スタッフ体制、営業時間など、さまざまな項目が頭に浮かびます。
これらはすべて重要な要素だからこそ目標が外に追いやられてしまい、上記のような要項だけが先行しがちです。

これを打破するためには、思いついたことと成果目標が合致する企画を先に立てることが重要です。
その後に具体策を考えることで、目標値のズレを起こさず実践していくことができます。

A社の場合、成果目標をあえて「名刺交換500枚」とした上で、その目標を達成するための広報活動や展示会ブースでの集客活動を細かく設計し、様々な実践を通じて目標を追求していくことができました。
実は、これは製品を顧客に届けるまでのルートを設計することであり、要は「製品と顧客をつなぐ手順をつくる」ことと同じです。
まさに【マーケティング】の一環ですね!

さて、企画を立案する際、成果目標を見据えながら具体的な計画を練ることが重要です。
しかし、そのプロセスでマーケティングサポートが必要な場面も多いのではないでしょうか?
成果を最大化するためには、専門的な知識や経験が求められます。

関連記事;社員からのマーケティング企画を精査するときの注意点

企画を進める上で、様々な要素を考慮することは必要不可欠ですが、その中でマーケティングの力は特に大きな影響を与えます。
製品やサービスを顧客に届け、期待される成果を達成するためには、マーケティングの手法を巧みに活用することが欠かせません。

マーケティングサポートが提供できる価値は多岐にわたります。
例えば、展示会企画においては、適切なターゲット層にリーチできる広報戦略の構築や、ブースでの効果的な集客活動の企画などが挙げられます。
成果目標に基づき、戦略を練りながら、具体的なアクションに移す過程で、マーケティングサポートが企画の成功に大いに寄与します。

マーケティングは企画の一環として位置づけることで、目標達成への近道を切り開く手段となります。
自社ののニーズに合わせた柔軟なマーケティング戦略と戦術を企画することは、企画の成功に向けて進めることができます。
素晴らしい企画を創り、実践の成功を上げていきましょう!


私たちは目標と実践をサポートし、マーケティングのプロフェッショナルとして共に歩みます。
成果目標に合わせて戦略を練り、具体的な実践に移るための支援を提供します。
一緒に企画を成功に導くために、ぜひ私たちのマーケティングサポートをご活用ください。

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