採択される会社はここが違う!補助金申請の成否を分ける事業設計のコツ

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こんにちは!
新潟の中小企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。

補助金を活用して事業を進めるには『補助金はすべての新規事業の入り口』をポイントにしていただきたい!

 新たな挑戦を始めるときに「補助金を活用する」という選択

新たな挑戦を始めるとき、「補助金」は企業や店舗にとって非常に強力な後押しとなります。
特に中小企業にとって、事業の第一歩として、設備投資やIT導入、業態転換などの背中を押してくれる存在。
それが補助金です。

補助金は“資金調達”というよりも、“事業計画の実現可能性を審査して応援してもらう”制度。
その理解が欠けていると、せっかくのチャンスを逃してしまうことにもなりかねませんしね!

今、公開されている2025年度の主要補助金一覧(中小企業向け)
・省力化補助金
・小規模事業者持続化補助金
・IT導入補助金
・新事業進出補助金
・新潟県新事業チャレンジ補助金

これらの補助金にはそれぞれの「目的」と「活用の軸」があります。
マーケティングの視点で見ると大切なのは、「自社のやりたいこと」と「補助金の趣旨」がしっかり一致しているかどうか。
補助金申請には事業計画の資料作成があり、そこにはそれぞれ「目的」と「活用の軸」があり、ただ申請すればいいというものではありません。

「新しい機械を導入したい」「アプリを開発したい」など、目的は企業によってさまざま。
その目的と補助金の趣旨が合致しているか、マーケティングでは補助金を活用した事業成功への第一歩となります。
なので、どの補助金を使うかを考えることとなると思いますが、そのときは、マーケティング戦略と照らし合わせて考えることが重要です。

関連記事;デジタル時代に対応!BtoB企業のための戦略再構築ガイド

 補助金は「資金調達」ではないのです!

「補助金でお金が戻ってくるなら、資金調達になるのでは?」と思うかもしれませんが、実際には違います。

補助金は、新規事業を進めるためのお金を準備するイメージがあり、金融機関や商工会議所などと相談する方も多いため、資金調達の手段と考えがちです。
申請するということは、事業計画の妥当性を審査されるもの。
採択されても、まずは自社資金で事業を実施し、後から補助金が交付される仕組みになっていることも資金のことが軸になっていきそうです。
補助金採択後事業を進めるには、まず自己資金で進めるか、銀行などからの融資を受けておく必要があり、このことも資金の重視になってしまいがちです。

事業を進めるために必要な「事業計画力」です。
実は、補助金の審査で重視されるのは「事業計画の妥当性と成長性」です。
たとえば、ある会社が駐車場をアスファルトにしたいと考えたとします。
その費用が300万円だったとしても、「駐車場整備そのもの」は事業の目的になりません。

「なぜその駐車場を整備する必要があるのか」

「なぜ駐車場を整備してまで新しい事業を進めるのか?」
また、
「投資として何にお金が使われていくのか」

「その投資によって、どのように事業が発展していくのか?」
お考えの変更が、事業の目的です。
こうした背景を明確に説明できた事業計画を作成できることで、補助金申請の対象となる事業になっていきます。

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 補助金申請をして”採択”される企業の特徴とは

採択される企業には共通点があります。
それは、「補助金に頼る」のではなく、「補助金をきっかけに大きな事業を推進している」こと。

たとえば、300万円の補助金を活用する事業であっても、その事業計画全体では3000万円の売上が見込まれる、というようなスケール感でロードマップを描くサポートをサマンサハートは行っています。
そのロードマップでは、「補助金をきっかけに大きな事業を推進している」イメージを代表からインタビューして明文化していきます。
なので、初年度赤字でも、将来的には黒字転換できる見込みがしっかりと説明されているのです。

もしも、機械購入を成功させる事業計画を書こうとするなら。
補助金を使って機械を購入したい場合、その機械の機能や使い道を細かく調べ、既存のサービスへの活用、新しいサービスへの展開、技法の革新など、事業としてどう広げていけるかを検討することをおすすめです。
機械の導入=300万円の投資

新サービスを展開=2000万円の事業規模に成長
というシナリオが描けると、補助金の審査にも強くなります。

さらに、採択されている企業は融資と補助金のバランスを考えていらっしゃいます。
補助金が採択されても、基本的に事業は自己資金でスタートさせなければなりません。
ですから、補助金申請と同時に「銀行との連携」をお勧めします。
銀行から見ても魅力的な事業計画を作り、補助金採択をきっかけに融資の相談ができると、スムーズに事業が進みます。
銀行に信頼される企業づくりも、補助金活用の一部となるように考えを進めることができると思います。

関連記事;補助金の申請準備は大丈夫?マーケティング視点で事業計画を磨く

 まとめ

補助金を企業が活用するなら、その本質は「使える事業計画」を作る(構築する)こと
本質が機械購入ではなく、機械を購入した後に「どのように事業を伸ばしていくか」という計画を描けるかどうか。
その計画が自社の現在の事業や市場環境と合っているか、きちんと検証されているか。
それが補助金申請の成功のカギです。

これから新たに機械を導入し、事業を成長させたいと考えている方は、補助金を単なる“お金”と捉えるのではなく、「事業成長のパートナー」として向き合ってみてください!


補助金の申請にも活用できる事業計画書作成を行います。
必要な情報をヒアリングし、ご自身だけでは作成の難しい事業計画書を作成しています。
理論的にわかりやすく、説得力があり、図式を含めた見やすさのある事業計画書を作成致します。

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