こんにちは!
新潟の中小企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。
工場見学開催についてご相談をいただく際、「はっ!これは気合を入れなければ。」と思う瞬間があります。
開催の理由が商品やサービスの紹介だけでなく、大きな効果を必要とする場合があるからです。
その大きな効果とは、まったく新しい市場拡大への場合です。
工場見学自体が顧客のフォローである一方、事業の拡大に伴い、今後の打ち合わせをスタートする時には、新しい市場に対して、見込み客にも合わせる戦略が必要となるのではないでしょうか。
このような状況では、見学会の内容に新規向けの説明コンテンツが必要です。
当社の経験では、工場見学のサポートを通じて、新しいチャネルやマーケットの拡大が求められるケースが増えています。
これは最近のクライアント様における工場見学企画のトレンドと言えます。
工場見学において重要なポイントは2つあります。
それは、「ターゲット」と「コンセプト」です。
これらの要素を明確にすることが、効果的な工場見学の開催につながるのでぜひ構築いただきたいところです。
関連記事;PT設計とは?企業や工場の見学会を効率的に営業活動に活かすポイントを紹介
工場見学の要素は以下の6つです。
1、顧客との関係づくりの工場見学企画立案
2、事前に工場見学サービスがあることを認知させる広報活動
3、当日の接客とクロージングまでの営業ノウハウ
4、自社サイトに掲載するための、見学者に合わせたコピーの作成やチラシなどのツール
5、見学者のためのPOP、試作品陳列などの展示空間演出
6、次のフェーズを創れるアフターフォロー
2倍の効果を狙うためには、「顧客づくりの工場見学企画立案」が特に重要です。
企画立案とターゲット&コンセプトには深い関係があり、明確なターゲットとコンセプトがあれば、効果的な集客が可能となります。
次に、視点を変えて「ターゲット」をもう一つ立てることが重要です。
企業の工場見学は、BtoBtoCの場合が多く、新しい販路を開拓する企業も増加しています。
代理店、卸売業者、フランチャイズなどのチャネルを考慮し、関連する業界からのオファーも視野に入れた工場見学が求められます。
工場見学を開催する際、ターゲット&コンセプトを見直し、顧客づくりの視点を変えることで、2倍の効果を狙うチャンスが広がります。
工場見学の内容を見込み客向けと既存顧客向けに分けることも重要です。
例えば、「主軸となる技術を活用した新規顧客獲得の営業として工場見学を活用できるか」といった視点を考え、新しいターゲットのリストを作成することも重要です。
工場見学でのマーケティング活動の要点を以下に3つまとめました。
1、ターゲット設定とコンセプト明確化
ターゲット設定は極めて重要です。見学会が成功するためには、誰を対象にするかを明確に把握しましょう。
また、コンセプトも明確にし、参加者にとって魅力的で意義のある体験を提供できるように心掛けましょう。
2、広報戦略と情報提供
事前に工場見学の存在を広く知らせるための広報戦略が欠かせません。
メディアやSNSを活用し、参加者に事前に興味を持ってもらう工夫が必要です。
また、見学者に提供する情報も重要で、サイトやチラシなどを通じて魅力的かつ正確な情報を提供しましょう。
3、効果的なフォローアップ活動
工場見学後も関係を継続させるためのフォローアップが重要です。
見学者に感謝の意を示し、質問やフィードバックを促す仕組みを用意しましょう。
また、見学者に合ったアフターサービスや特典を提供することで、将来的なビジネス機会につなげることができます。
関連記事;工場見学後フォロー対策とは?重要性やすぐに実践できる対策
工場見学の目的が顧客づくりである以上、工場見学企画立案をしっかり組み立てることが必要です。
これにより、2倍の効果を狙った戦略を展開できるでしょう。
はじめての工場見学の場合にはお勧めしませんが、代理店やフランチャイズを事業展開に組み込んでいる方は、次回の工場見学と製品の打ち合わせに活用できるように、企画に明確に盛り込んでおくことをお勧めします。
サマンサハートでは、BtoB企業様の製品説明会や企業説明会、新製品発表会などイベントプロモーション企画の構築や代行を行っています。
顧客増の設計を行いプロジェクトを体系化することで成果へ結びつける実践をサポートしております。
是非お気軽にご相談くださいマセ。