こんにちは!
新潟の中小企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。
※編集部より;このブログは2024年3月21日、最新情報を基に加筆修正しました。
戦略を立てることって、立案の方法を代表に教えてもらったことがある人は少ないと思います。
戦略立案の概要は多くの方がセミナーやその他の場で学んでいるかもしれませんが、戦略立案の具体的なテクニックについてはあまり詳しく教えられていないかもしれません。
現代ではマーケティングが重要視されており、戦略を迅速に立案する能力が求められています。
しかし、概要を知っているだけでは不十分。
これからは、詳細な戦略立案のテクニックも習得しておいた方がいい場面も出てきています。
実際、戦略立案の能力は個々の得意不得意によって大きく異なるようです。
そんな中、最近はマーケティングの時代、戦略の立案が早くできることが望まれています。
そこでこのブログでは、立案のテクニックについてお話しさせてください。
戦略立案にはデータが必要ですが、そのデータが準備でき、あとはどのように組み立てを行うか、そのために戦略立案のテクニックが重要になります。
私は企画や戦略立案に携わる人々に、「まず、書くこと」を強く推奨しています。
多くの企業代表やアイデアを生み出す人々の中には、書くことが得意な人が多いと思います。
マーケティングは未来の売り上げを創造することでもありますので、未来を構築するためにも書くことの重要性を強調したいと日々思っています。
そしてその書くときに何を書くのか。
それは「持っているデータから思考を展開」し、疑問を書き出すことです。
頭の中で考える思考の「疑問」が中心となります。
小さな疑問をデータを見ながらどんどんと書き出していくわけです。
どれだけ多くの、そしてちいさな「なぜ」をたくさん書き出すことができるかにかかっています。
下記に「持っているデータから思考を展開」する際の戦略立案における大切な視点のリスト化を書き出してみました。
1、顧客のニーズと要求
顧客が何を求めているのか、どのような問題やニーズが存在するのかを把握します。
2、市場動向と競合情報
市場全体のトレンドや動向、競合他社の戦略や動向を分析します。
3、製品・サービスの特性と利点
自社の製品やサービスが持つ特徴や利点を整理し、競争上の優位性を理解します。
4、マーケティングデータ
広告やプロモーションの効果、顧客の行動データなど、マーケティングに関するデータを活用します。
5、技術や業界の動向
技術の進化や業界の動向が企業戦略に与える影響を考慮します。
6、法規制や経済状況
法規制の変化や経済状況が事業に与える影響を把握し、リスクを軽減するための戦略を構築します。
7、社内リソースと能力
会社内部のリソースや能力を評価し、戦略の実行可能性を確認します。
8、顧客のフィードバックと評判
顧客からのフィードバックや評判を分析し、製品やサービスの改善点を把握します。
9、ファイナンシャルデータ
収益、利益、キャッシュフローなどの財務データを分析し、戦略の財務的な側面を評価します。
10、社会的責任と環境への影響
会社の社会的責任や環境への配慮が戦略に与える影響を考慮し、持続可能な戦略を構築します。
これらの視点を踏まえて、データから思考を展開することで、より効果的な戦略立案が可能となります。
しかし、たくさんの視点があったとしても、戦略立案になれていないと、「なぜ?」という疑問が浮かびにくいかもしれません。
この時に必要なのが!
「自分への問いかけ」です。
顧客に対する戦略であっても、自己探求的な問いかけを行うことで新たな視点や戦略が生まれます。
例えば、新製品のリニューアルが行き詰まっている場合など、自分に問いかけることで発想が活性化されることがあります。
その場合には、先ほどの10の視点からいくつかを使います。
戦略立案の際には、しっかりとしたデータを活用しながら自己探求的な問いかけを行いましょう。それが新たな視点や戦略を生み出すための重要なステップです。