こんにちは!
新潟の中小企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。
(このブログは、2019年2月25日のブログをリライトしています)
企業の求人募集に関して、自社ホームページの求人ページを新たに作成したり、今までの求人ページをリカバリーする企業が増えていることをご存じですか。
求人募集はハローワークだけではない
今までなら、中小企業の求人ページそのものが無かったり、求人募集はハローワーク頼りなところがありました。
そして自社の求人ページは、
・自社ホームページとリンクさせる
・その内容はハローワークに書いてあった内容と同じ構成を掲載する
といったところ。
そんな中、最近では企業規模にこだわらず、求人ページを作成したり、見直したりしている企業が増えているのです。
そのページ構成は、中途採用と新卒採用ごとにの別ページで構成している場合も増えています。
特にBtoB企業は新卒採用ページに力を入れています。
新卒採用ページのターゲットは、インターンシップ生。
学生に自社を知ってもらう方法としてインターンシップの受け入れが定着してきていることが理由のようです。
最近では受け入れも目的が3つに分かれてきています。
3つとは、①採用、②就労体験、③戦力化構築、です。
企業は長期的に求人や採用について考えていて、採用するかしないかの基準として学生を受け入れることを目的としたインターンシップの開催が減ってきているのです。
学生に企業の存在を知ってもらうことや社会的活動でのインターンシップが増加しています。
なので、学生の様子を見るだけではないから、インターンシップ期間が1年間と言う場合もあります。
インターンシップ生受け入れ体制の構築
そこで必要となるのが求人ページとインターンシップ生受け入れ体制の構築です。
弊社ではこの活動を「求人マーケティング」と呼んでいます。
今、感じているのは、この求人マーケティングは新しい時代へ進んでいるってこと。
今までなら、
人が欲しい
↓
求人をハローワークに出す
↓
応募がないから求人広告に広告を出す
↓
応募がある
↓
面接をして採用
↓
入社
↓
思ったのと違う(お互いに)(すぐ退職することが多い)
人が足りないので、一日も早く求人募集をまた、開始する活動でした。
これからは、
新規の事業などを中心に事業を具体化していく
↓
人員が必要になる予測が立てられる
↓
欲しい人材について明確にする
↓
求人の募集方法とスケジュールを決める
↓
求人案内を自社サイトで出す
↓
広報活動(求人ページや学校へのアプローチ)
↓
インターンシップ活動などを行い、求人応募がある
↓
面接をして採用
↓
入社
↓
思ったように事業を進めることができる
上記のように、採用までの流れが変化しています。
この流れのポイントは、求人をメディアに出す時代から自前で募集する時代になってきたことです。
また、学生や求職者は「自分が求められているか」を見ています。
就職活動をしている媒体は、求人メディアだけではなく、また求職者は広告だけを見ているわけではないのです。
この学生や求職者の皆さんの見ているところは、
自分が希望する職種名や地域で検索
↓
ハローワークの求人覧、求人メディア、求人誌
↓
会社サイトの求人ページを確認(受け入れ体制があればインターンシップへ)
↓
応募する
となっています。
インターンシップページの重要性
学生や求職者は
・自らネットで探している
・自ら企業へ足を運ぶ
活動を行っています。
まずは「行ってみるか」ではないんですね。
この視点を考えると、求人のマーケティング活動の重要性を理解していただけると思います。
ここで大切なのは、求人ページやインターンシップページを企業が持っているかどうか、になります。
もし、ホームページに求人ページがなかったり、インターンシップの受け入れ体制が無いようでしたら、まずは作成をお願いしたいところです。
インターンシップページ構成を考える時のポイントは「企業の存在価値」と「欲しい人材の人物像」。
インターンシップで受け入れるのは、仕事をこれから理解していくまっさらな人たちです。
仕事ってこういうこととか、働く本来の意味と作業の関係を体で体得するところから始まります。
学生を受け入れるには「どうやったら、インターシップを受け入れている企業として認知されるか」です。
ただし、この課題を企業が構築していることで、求人に関する企業のブランド価値は大きく変わります。
新卒採用は時間とコストがかかります。
でも、インターンシップ生の受け入れは、中小企業が大企業に勝つ方法でもあります。
大手企業だからできるとか、中小企業だから時間がかかるとかではなく、自社のこれからを構築していく重要な取り組みとして考えている企業様が増えていますので、求人ページはブランディングをつくるように構築していただきたいところです。
弊社では、求人ページをつくる際に、学校にも訪問し採用のスケジュールや学生の様子などをお聞きして求人マーケティングを構築しました。
その際には、弊社の求人ページを見ている学生からの応募に関する返信と、次の案内なども行いました。
コミュニケーションを取りながら、採用マーケティングを行ったのです。
まとめ
インターンシップの構築は「エントリーしてもらう」コトを第一フェーズの目標とすることは有利だと思います。
エントリーは、インターンシップ生からメールで来るものだからです。
相手からの行動が面接につながります。
と考えると、自社の良さ、強みを自社サイト求人ページでどれだけに魅力的に伝えるかが大切となってきます。
それは、学生と中小企業様が出会うチャンスなんですよね。