こんにちは!
新潟のBtoB企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。
動画を作成する際の基礎となるポイント『動画のコンセプト設定』についてのブログです。
私たちも同じ経験をしましたので、その考え方や手順をご紹介します。
目次
これからは動画に取り組む企業が増える
BtoB企業が初めて動画を作成する場合、どのように進めればよいか見当がつかないことが多いのではないでしょうか?
さらに、動画作成を一度でも行ったことのある企業やご担当は、制作に時間がかかり苦慮した経験もお持ちではないでしょうか?
私たちも企業さん向けに動画コンテンツをご提供するファーストステップで、同じ経験をしました。
その手順をマニュアル化しましたのでご紹介させてください。
まず、コンセプトの設定と、その手順が重要です。
2つ目のポイントとして、動画を作成する際には作成の時間配分に注意してほしいのです。
通常の業務時間内での動画を撮影したり編集したりという活動となるため、時間の管理が重要になると考えています。
(時間管理という点では、業務であれば、セミナーや勉強会、顧客との面談など、すべての業務に共通するものですけれども)
業務の効率も考え、時間が重要だと思っています。
コンセプトとターゲットの設定
なぜ動画作成の時間配分が重要なのか。
それは継続的に情報発信をするためのマニュアル化につながります。
まず動画のテーマを決めるところから始まります。
以下の2つの要素を決定することで、効率的な動画制作の時間を有効に活用できることがマーケティングではベースとなります。
・コンセプト
・ターゲット
これらの要素は、顧客や社内スタッフ、外部業者との打ち合わせにも必要です。
コンセプトとターゲットが明確であれば、打ち合わせがスムーズに進み、会社のメッセージが効果的に伝わります。
したがって、コンセプトとターゲットの設定は非常に重要です。
この設定を言葉にし資料にして動画を作成する際のキックオフにしていただきたいと考えています。
配布することで、全員が共通理解を持つことができるからであり、そのために時間を取られますが社内での価値や評価が上がります。
コンセプト設定の書段階として、まずは展示会用の動画を作成することをご提案します。
展示会用動画は、会社の製品のメリットをしっかりと伝えることができ、ホームページとも連動させることで、顧客に多くの機会で目に触れてもらえます。
コンセプト設定の具体的なステップ
・コンセプトにおすすめの内容は「製品やサービスの強み」
自社の製品やサービスの一番の強みを明確にすることはおすすめです。
例えば、品質の高さやコストパフォーマンス、革新性などを視点にコンセプトを考えます。
・コンセプト設定に有効な競合との差別化
競合と比較して、自社の製品やサービスがどのように優れているかを具体的に考えることはコンセプトを明確にできます。
・顧客の課題からのコンセプト
顧客が抱える問題や課題を理解し、それに対して自社がどのような解決策を提供できるかを明示します。
ターゲット設定の具体的なステップ
・ターゲットの明確化
企業の製品やサービスがどの業界や業種に向いているかを明確にしていくことが大切です。
・ペルソナの作成
ターゲットとなる顧客のペルソナ(年齢、役職、ニーズ、課題など)を具体的に描きます。
・顧客の購買プロセスの理解
顧客がどのようなステップを踏んで購買決定をするのかを理解し、その各ステップでどのような情報が必要かを考えます。
動画の骨子作成
コンセプトとターゲットが決まると、自社の伝えたいことの全体像が見えてきます。
この全体像が動画の骨子となり、顧客へのメッセージが強化できるからです。
骨子を決めていくことで結果として、顧客は動画を見て「わかる」「納得できる」「共感できる」と感じることができます。
しかし、骨子を作っておかないと曖昧となり、本来伝わるべき企業の強みなどが伝わらず動画は効果を発揮しないのです。
BtoB企業にとって、動画作成は今後ますます重要になり、成功している企業が動画作成を軽視していない理由でもあると考えています。
動画骨子作成の3つのポイント
・ストーリーボードの作成
動画の流れを図解したストーリーボードを作成し、どの場面でどのメッセージを伝えるかを視覚的に整理します。
・シナリオの作成
動画の台本を作成し、ナレーションやテキスト、映像の内容を具体的に記載します。
・ビジュアルとオーディオの計画
どのような映像や音楽、ナレーションを使用するかを計画し、視覚と聴覚の両方で効果的にメッセージを伝えます。
動画自体を短時間で作成することの意味
動画作成において重要なのは、視聴者にとってのメリットを最初にはっきりと伝えることです。
「当社は○○を製造し、それによって□□が可能になります」というメッセージを最初に入れることとなります。
この時にも、コンセプトとターゲットの設定があることで、動画制作時間の短縮ができます。
特に複数の分野をもつ企業は、それぞれの分野でコンセプトとターゲットを明確にしておくことが重要であり、明確になっていることでスムーズに制作が進みます。
ここではメリットの伝え方をリストにしましたので、時間短縮に応用していただきたいと思います。
メリットの伝え方
・簡潔に伝える
最初の数秒で視聴者の興味を引くために、メリットを簡潔に伝えます。
・具体例を使用する
製品やサービスがどのように役立つかを具体例を使って説明します。
・顧客の声を活用する
実際の顧客の声や事例を紹介することで、信頼性を高めます。
メリットの伝え方応用編
実は、製品のメリットや企業の強みは、すでに備わっていて、明確になっていない場合がほとんど。
だからこそ、文字に起こして整理する時間がかかり、動画にする重要性も見えてきます。
製品のコンセプトとターゲットを整理た上で、文章化することで、動画の内容がより具体的になります。
伝え方の応用としては、反復プロセスを応用することで、時間短縮につながります。
反復プロセスのポイント
・フィードバックの活用
動画を公開後、視聴者や顧客からのフィードバックを収集し、次回の動画作成に活かします。
・定期的な見直し
動画のコンテンツやメッセージを定期的に見直し、最新の情報や市場の変化に対応します。
・効果測定
動画の視聴回数やエンゲージメント率を分析し、効果を測定します。これに基づいて改善点を特定し、次の動画作成に反映します。
まとめ
メリットは製品や技術によって異なり、伝えたい内容も違います。
そのため、準備には時間がかかります。
しかし、これらのメリットを明確にすることで、会社は複数の動画を作成することができます。
自社製品やサービス認知度が増していけば、ビジネスが広がっていき、次の展開に向かうことができます。
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