こんにちは!
新潟の中小企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。
展示会のサイトが公表されると、予期せぬことが起きます。
それは、問い合わせが増えることです。
その問い合わせとは、顧客からではなく、関係各社からです。
展示会の掲載を見てなのだと思いますが、広告を出さないかとか、これからこういった製品が必要なのでは?と、企業にアプローチをかけてくるサプライヤーが増えることです。
取引先を増やしたいと思い展示会に出展するのに、買ってくれと言われるのはいかがなものかと思うかもしれません。
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そこで出展することは、企業にとってチャンスと言えます。
企業を取引先と考えているサプライヤーがいる中で、顧客は選択している時期にあります。
顧客に選択されて問い合わせを増やしたところです。
なので、サプライヤーから問い合わせがあった場合も、展示会サイトの自社ページのどこが良かったか、良かった製品があったかなどを聞くことができます。
電話が10社あったら、そのうちの1社は自社ページまで見てから電話をくれる会社があります。
その会社から聞いた製品のイメージを基に、自社製品の強みを確認することとなります。
製品について良い点などを聞いてそのまま製品ページの変更はしません。
聞いたことを取引先にも確認して、自社の強みを明確にしていきます。
明確になった自社の製品の強みを写真にして展示会の自社ページの写真を変更していきます。
目指すところは製品写真の撮影を行う活動が自社製品のブランドの構築やブラッシュアップにつながります。
さらに、製品写真を変更するにもいくつか段階を踏むこととなるのも、重要なポイントです。
その段階を踏んで製品写真を撮影すると、コンセプトが明確になっているので、どのように撮影するのか、など企業が製品写真を撮る写真家さんにもテーマが伝わり、顧客が気に留める写真が出来上がってきます。
撮影する写真には、想いが込められていることが多く、展示会の見逃しそうなコマの写真であっても、顧客にとっては取引に関わる重要な写真のため、詳細まで見ていることが多いからです。
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撮影に力を入れたり、もっと思いを伝える、という理由で動画の撮影をする企業が増えている理由はここにあります。
展示会の自社ブースの写真が3年間同じものを掲載していましたら、今回は新しく撮影するチャンスかもしれません。
また、その時、撮影用に試作品を作るチャンスでもあります。
最近はBtoB企業の展示会出展にもSNSは活用されています。
SNSを集客に利用できるツールとしてとらえている企業も増えています。
特に顧客心理のどの段階で製品を理解してもらうのか、そのためのSNSの活用が重要です。