こんにちは!
新潟の中小企業集客企画プロジェクトマーケティング、
サマンサハート高橋です。
最近、BtoB企業ブログ構築のお手伝いをさせていただいています。
この企業様から初段階でいただいた質問があります。
「見込み客がお問い合わせをくれる企業ブログの正しい書き方は?」
です。
そこで改めて考えたいのが「見込み客がお問い合わせをくれる企業ブログなるものが存在するのか?」ということ。
本当に企業の求める見込み客が、ブログから問い合わせをくださるのでしょうか?
偶然なのか、必然なのか、が気になるところですがとっても良い事例をここでご紹介できることをうれしく思います。
その事例とは当社の例です。
サマンサハートはしばらくの間、ブログの更新を毎日行いました。
理由は実証したいことがあったからです。
その実証したいこととは、コンテンツマーケティングで会社の様子がどれだけ変わるのかということ。
現在コンテンツマーケティングという言葉があるように、企業からの情報発信は必須となりました。
企業が自社サイトから情報を発信することに、大きな意味があるといわれています。
そこで、情報発信を行うことで会社の様子がどれだけ変わるのか、を確認する意味でブログ更新を毎日行いました。
関連記事;コンテンツを間違っていたら、イベントで集客するほどダメになった
するとに、毎日の閲覧数は大きく変化していきました。
5か月前と比べると約2倍の数字です。
この数字を支えてくれるのは、現顧客やサマンサハートを知っている方々。
なぜ、見ている顧客がわかるかというと、ブログを1日休むと閲覧数が下がるからです。
そこには、オウンドメディアを活用した一連の情報発信の流れを見ることができました。
ブログを更新する
↓
SNSでリンクする
↓
サイトを見る
という流れがわかり、傾向も見えました。
その傾向とは、ブログは認知されている顧客や個人という状況の中で自社の情報発信として動かす。
さらにそのブログをアップしたらSNSでお知らせをすると皆さんが読んでくださる、のです。
では、傾向がわかったところで、このブログのはじめの質問にありました「見込み客が問い合わせをくれるブログになっているのか?」についてです。
結果としてわかったのは、ブログをみた見込み客は問い合わせをくれることはないのです。
ブログを書いたからと言って、「ブログを見て問い合わせしました」という案件はなかったのです。
ただし、ブログを書くところから流れを作り、いろいろな戦略を立てることができることがわかりました。
その理由は、サイトのデータからです。
データの中に閲覧数がとびぬけて高い日が数日あったのです。
SNSを見てブログの題名が気になり、ブログを読むきっかけとなる日がありました。
そのブログの最後には、サービスへの誘導、さらにセミナー案内などが掲載されています。
ブログは、読み進めることができると、サービスへの誘導が起こり、問い合わせにつながるのです。
ここで勘違いしてはいけないなーと思ったことが一つあります。
ブログ=オウンドメディアではない、ということです。
ブログを書いただけでは、見込み客が問い合わせをくれるわけではないからです。
確かに、ブログの文章であるコンテンツが重要です。
なので、コンテンツが重要だといわれるように、ブログの中身を読んでもらえるかのポイントとなります。
関連記事;結果が出せるマーケティングなら実践できる
さらにオウンドメディアにはブログなどからSNSを活用し一連の流れを経て、問い合わせがくるという利点があります。
しかし、ブログを書いているからと言って、それだけではオウンドメディアではなかったんです。
企業がオウンドメディアを活用するなら、ブログを書き、情報を配信する。
さらにブログはきっかけであったとしても、関係性を持ちたい企業から問い合わせをもらえるコンテンツとその流れを起こすように連動性を構築しておくのです。
やっとここでブログの中にも、またその先の情報ページにもターゲットを集客できるコンテンツを含んでいることが重要と考えることができます。
明確なマーケティングプログラムが見えてきたことからさっそく、企業様に対しても、また実験した当社も、コンテンツの目的と発信手法を変更いたしました。
さらに企業からの問い合わせをもらうコンテンツについても変化させていきますね!