(昨日のブログの続き)
■売る側から見る『“水”を買うこと』(買ってもらうこと)
消費者目線と、製造販売者目線は、意外と違ったりします。
消費者は値段だけで見ている事では無いということをご理解下さい。
Yさんは消費者目線でしたが、「安いから」という理由で水を買っていません。
もうお気づきかもしれませんが、
一昨日のブログと昨日のブログで言っている事例のYさんは、
私 高橋夢乃のことです(笑)
私は、水の種類、値段、成分、見た目などを比較し、
自分なりに色々買って飲んでみて、
今では「Evi〇n」派です。
きっと製造販売者目線では、
(ここからは、あくまで私的なイメージですがマーケティング視点)
『ちょっと見た目とかにこだわる硬水派な女性が、
水分補給するためお仕事のカバンに入れて持ち歩くことができて、
口紅が付きにくく飲みやすいサイズと形のペットボトルで、スッキリと飲んでもらえる水』
が「Evi〇n」さんのイメージだと思います。
(※上記は私が感じている「Evi〇n」に対するイメージです。
実際のマーケティング戦略と異なる場合がございますのでご了承ください。)
私はそんなイメージの素敵な女性に近づけるよう、
「Evi〇n」を買っているのかもしれません。
皆さんはもうご存知だと思いますが、
「Evi〇n」さんは女性をターゲットにしている水です。
それはパッケージデザインやサイズ感からも分かることです。
このパッケージデザインやサイズから感じ取れるその商品のイメージが
【ブランドイメージ】
となります。
ブランドイメージはマーケティング戦略で考えていく
重要なポイントの1つです。
このブランドイメージは
消費者目線と、製造販売者目線は違っている場合がたまにあります。
良い商品なのになぜか売れない・・・
そんな時は意外とこのブランドイメージがポイントだったりする場合もあります。
サマンサハートでは
この互いの目線を合致させることもアドバイスさせて頂くことが多いです。
お客様の声として「ここがいいね」と思うことと、
企業側の「ここがいいよ」ということが合致して
初めて【ブランドイメージ】となるのです。
実はここが合致すると、
自然と商品(サービス)売れていき、企業にとって主力商品になるのです。
今回は身近にある“水”に対する
【ブランドイメージ】について書かせて頂きました。
水ではなく、
皆さんの各商品やサービスに変えて考えてみると、
値段だけで比較されない、
『選んでもらえる』ことに繋がるかもしれませんね。
(明日のブログは新しいネタ。お楽しみに!)
<このブログを書いた人>
株式会社サマンサハート マーケティング部 高橋夢乃(上級マーケティング解析士)
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